NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/12

多摩織 Tamaori Tama Woven Fabric

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 多摩織は、東京都の八王子市、あきる野市で織られる実用的な織物である。
 多摩織とは、多摩結城、紬織、風通織、変わり綴、捩り織の5種類の織物の総称で、八王子織物の歴史と技術の結晶と言える。
 八王子では、平安時代末頃から滝山紬や横山紬といった絹織物があった。室町時代後期、多摩川にきた北条氏が、領民に奨励したことで産地として形が整った。
 明治以降は文明開化によって技術が急速に発展し、さらに独自に技術を開発したことで、今日の多摩織の基盤が築かれた。
 伝統的に渋い実用的な作品が多く作られてきたが、最近では洗練されたデザイン、新しい感覚、優れた技術をとり入れつつ、伝統的な手作業により特色のある優れた製品を産み続けている。
 1980年、通産省から伝統工芸品に指定される。

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住所
192-0053東京都八王子市八幡町11-2
名前
八王子織物工業組合
電話
0426-24-8800
HP
http://www.kougei.or.jp/tamaori/




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