NIPPON Kichi - 日本吉

2007/12/4

茶碗 Chawan 

Jp


 茶碗(ちゃわん)とは、現代では普通、ご飯を盛る陶磁器の器の事を指す。
 元々は茶を喫するための器として、奈良時代から平安時代にかけ、茶と共に伝来したとされる。
 当初、貴重な茶を楽しむための良質な器を茶碗と言ったが、鎌倉時代、喫茶の風習が広まるにつれ、碗形の陶磁器の総称となった。
 やがて、茶碗が陶磁器の総称となったため、ご飯を盛る器を飯茶碗、お茶を飲むための器を煎茶碗などと呼ぶようになった。
 茶碗の形状は、碗形のものが多いが、筒形や平形、輪形、半筒、端反、沓形などがある。また、天目形、井戸形のように茶碗の特徴が形状名になっているものもある。逆にその形状から筒茶碗、平茶碗等と呼ばれる茶碗もある。
 茶碗は、日本の一般的な食生活に欠かせない、陶磁器である。

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茶碗




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