NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/24

石城山神籠石 Iwakisan-kougoishi 

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 石城山神籠石(いわきさんこうごいし)は山口県熊毛郡にある日本古代の山城の遺跡で、「神籠石」そのものは、古書などに記載がなく遺構でしかその存在を確認できないものを指す。他に北九州と中国・四国地方に十二カ所あることが知られている。
 石城山神籠石は7世紀ごろ築城された山城跡で、周囲の約2・6kmに列石を配列して土塁がとり囲み、谷間には石垣を築き、中央に水門があるなど、朝鮮式山城に似ているといわれている。
 石城山は古代山陽道や瀬戸内の内海航路をおさえる位置にあり、この一帯が小周防とよばれていることなどからも、周防国造の本拠地であったとも考えられている。
 築城当時の大和朝廷と周防の勢力の政治的、軍事的関係など周防古代史を解明するうえで貴重な遺跡である。

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住所
743-0101 山口県熊毛郡大和町塩田字石城
名前
石城山神籠石




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