NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/10


北海道 黄金山 Hokkaido Kogane-yama 

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 黄金山(こがねやま)は、北海道石狩市の浜益町北東部に位置する、増毛山系の南端にある山だ。
 標高は739mとそれほど高くないものの、その三角錐状の美しさと険しさを併せ持った山容や、充実した内容の登山ルートから、多くの人々を魅了する秀峰である。また、北海道百名山にも数えられている。
 浜益のシンボル的存在として地元の人々にも愛され、その形良い山容から「黄金富士」や「浜益富士」とも称されている。
 山頂からは、増毛の山々や暑寒別連峰が望め、晴れた日には遠く積丹半島まで一望することができる絶景が広がっており、その登りやすさからも多くの登山者たちを惹き付けて止まない。
 見る方向によっては、スイスのマッターホルンのような険しい山肌を見ることもでき、そういった二面性もまた、この山の魅力なのかもしれない。
 雄大な暑寒別連峰に囲まれ、広大な北海道の空の下に聳えるその奇峰は、唯我独尊といった雰囲気の山である。
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2007/6/22


芦別岳 Ashibetsu-dake Mt. Ashibetsudake

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 芦別岳は、北海道の中央南部に聳える夕張山地のほぼ中央に構える雄峰である。
 標高は1727m。名だたる名峰の多い夕張山地の最高峰である。その山容は鋭角的で、道内でも唯一の岩稜の山としても知られている。
 また、天高く聳えるその岩山に、スイスのマッターホルンの姿を見出す人もおり、険しい山容に魅了された多くの登山者たちを惹きつけてやまない。
 登山道は一旦北の尾根に出て、そこから尾根伝いに頂を目指す旧道コースと、西の尾根伝いに比較的まっすぐな道が伸びる新道コースの二つがある。
 この山が初めての場合や、あまり登山に時間を避けない場合は、新道が最適だ。旧道は距離も長く、沢越えや尾根のアップダウンを乗り越えていく必要がある。とはいえ、この山の魅力を思う存分堪能するならば、やはり旧道コースがお勧めだ。
 北から頂へ伸びる尾根からの絶景は、今までの苦労など全て吹き飛ばしてくれ、さらに頂を目指す楽しさをもたらしてくれるだろう。
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2007/2/19


棟方志功 Munakata Shikou 

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 1903年、青森県生まれ。日本を代表する板画家である。
 少年時代にフィンセント・ファン・ゴッホの絵画に出会って感動し、「わだば、ゴッホになる」と芸術家を目指す。
 24年、東京へ上京し、苦労しながら絵の勉強を続けた。28年、初の帝展入賞。以後、木版画に目覚め、版画を「板画」と称し、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。
 56年、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に「湧然する女者達々」などを出品し、日本人として版画部門で初の国際版画大賞を受賞する。
 他に、スイス・ルガノ国際版画展優秀賞、サンパウロ・ピエンナーレ版画部門最高賞、紺綬褒章、文化勲章などを受賞している。
 75年9月、20世紀の美術を代表する世界的巨匠として、惜しまれながら亡くなった。
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