NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/2/18


るり姫祭 Ruri-hime-matsuri Rurihime Festival

Jp En

 毎年一一月二三日、愛媛県大洲市の白滝では滝に身を投げたるり姫の霊を供養する、るり姫祭が開催される。
 るり姫は滝之城城主の藤原行春の奥方である。滝之城は戦国時代末期に長宗我部軍に再三攻められ、城は落城した。るり姫を含み女性たちは、吹き針、薙刀、手裏剣で応戦し最後に白滝に逃れたが、追っ手は容赦しなかった。
 るり姫は二人の娘に生き延びる様言い聞かせ、2歳の世継ぎの尊雄丸(たかおまる)を抱いて60メートル下の滝壷(今の雌滝)に身を投げて自殺する。
 供養と子供たちの健康を祈願して、赤・白・ピンク・青などの美しい衣装を身に付けた少女たちと、花神輿を担いだ少年達の行列が行われ、るり姫塚前での法要の後、花神輿を滝壷に投げ入れる。この後、舞踊や豊年踊りなど郷土芸能が行われる。
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2007/2/19


折り紙 Origami 

Jp

 平安時代(794〜1191)、紙は高級品であった。貴族の間ではその紙を使って贈り物をいかに美しく包装するかが流行し、これが折紙の原点となった。
 その後武家や公家ごとに礼法の流派も生まれ、その礼法は現在も婚礼や進物ののし・目録などに残り、様々な場で使われている。これらを総して儀礼折り紙と呼ぶ。
 今のような遊戯折り紙の形は室町時代に形成されたといわれ、代表的な物として鶴、風船、紙飛行機、手裏剣、兜などがある。
 現在の折り紙は、多くの場合、使用する紙は1枚で、はさみや糊などは使用しない。
 折り紙は、世界でも日本とスペインにだけしか独立した伝統はなく、この2つは近代に融合した。
 折り紙は海外でも「オリガミ」と発音されており、日本独自の文化として世界に浸透している。
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