NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/26

キムンドの滝 Kimundo-no-taki 

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 キムンドの滝は、北海道有珠郡壮瞥町の、洞爺湖に注ぐ小さな川にかかる落差10mの滝である。
 文治五(1189)年10月、本州より難を逃れて渡道し、更に満州に行こうとした源義経が、満州の事情をきくためにアイヌ酋長キムンドに面会を求め、約1週間、この洞穴に滞在したという。
 しかし面会は謝絶され、ここを去って他の酋長から満州の事情を聞いて渡満したという。その時より、この滝をキムンドの滝と称した、と伝わっている。
 滝は、手すり付きの遊歩道が完備されており、足元は安心で、軽装でも見る事が可能となっている。
 流れは速く、前段の小さな滝でも、滝壷の深さは相当なものがある。岩肌はオレンジ色をしていて白い水とのコントラストが美しい。
 キムンドの滝は、黄金色に輝く静かな滝である。

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住所
052-0105 北海道有珠郡壮瞥町仲洞爺
名前
キムンドの滝
電話
0142-73-2662




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