NIPPON Kichi - 日本吉

記事数7件: 1~7 件表示          

2007/5/31


紅葉川渓谷 Momiji-gawa-kyoukoku Momiji River Valley

Jp En

 山形県山形市の北東にある「面白山」にある渓谷。
 四季折々の自然を満喫できるハイキングコースとして整備され観光客で賑わう。
 特に10月下旬から11月中旬にかけて、紅葉川の名の由来となっている「紅葉」は見ごたえたっぷりである。
 コースは2キロの長さを、ゆっくりと歩いて40分ほど。渓谷に流れ落ちる「藤花の滝」「幻竜の滝」などの「滝」が、随所に見られる。また、渓谷ならではの大きな「岩」が転がり、「鯨岩」「宝船」などの名が付けられ、奇形な岩もたくさんある。
 川の所々は、幅が大きくなったり、また岩と岩の細い間を通り抜けたりと、川の表情が変化し、訪れる人達を楽しませてくれる。
 写真家たちにも非常に人気がある場所である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




明道の滝 Myoudounotaki Myodo Waterfall

Jp En

 山形県米沢市にある最上川の源流とされる滝。正確に言うと、最上川の上流は「松川」と呼び、その源流が「明道の滝」となる。
 西吾妻山のハイキングコースにある展望台から、迫力ある姿が見られる。断崖絶壁にあり、近くまでは行けない。
 このあたりは米沢の山岳地帯。西は朝日連峰、東に奥羽山脈、そして南に吾妻連峰があり、米沢市はこれらの山に囲まれた盆地になっている。100ヘクタールに広がる湿地帯は、高山植物の宝庫である。
 近くには温泉がいくつかあり、シーズンを通して観光客で賑わう。観光としての人気は、秋のシーズンで、明道の滝の回りも紅一色の紅葉で色づく。紅葉の中にひと筋の「水」の路が現れる、その姿はいかにも「源流」の象徴である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/22


飛雪の滝 Hisetsuno-taki Hisetsu-no-taki (Waterfall of Flying Snow)

Jp En

 飛雪の滝は、三重県南牟婁郡紀宝町にある高さ30m、幅12mの大きな滝である。
 昔は鬱蒼と茂った竹林の中の谷にある滝であったことから「竹の谷の滝」と呼ばれていた。
 名前の由来は、紀州藩主徳川頼宣がこの美しい滝を見て、
 幾重なす 山を巡りて川豊か
 物は皆 装い凝らす秋の色
 滝つ瀬の 一筋掛かる岩の辺の
 風吹けば 飛沫さながら雪の舞
 と、詠んだ詩からである。
 紀宝町で一番簡単に行ける滝であるが、周りの雰囲気がすばらしいので、山奥でしか見られないような雄大な滝に感じられる。
 滝の東側には浅里神社があり、滝は神社の神域を流れている。
 その姿は幽玄の趣であり、起伏のある岩肌を流れる水は激しいしぶきとなって飛び散り、その名の通り、雪が舞っているように幻想的な雰囲気を醸し出している。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/19


紅葉 Kouyou Autumnal Leaves

Jp En

 秋になり、落葉樹を中心に葉の色が変わるが、紅に変わる葉の印象が強いためか、全般的に紅葉と呼ぶ。
 厳密には葉が黄色くなるのは黄葉、褐色に変わるのを褐葉という。
 葉を色づかせる成分は、その色にかかわらず、アントシアニンという色素が影響していることが多い。
 最低気温8℃の日が続くと紅葉が始まり、最低気温5℃以下になると、進行は早くなる。
 日照時間が長く紫外線が強い、適度な湿気、寒暖の差が激しい場所が美しい紅葉の条件と、紅葉の名所はこの条件を満たすところが多い。
 春の花見とともに、秋の紅葉狩りは、日本の国民的な行事となっている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/17


十二滝 Jyuunitaki Junitaki Waterfall

Jp En

 山形県東田郡平田町にある、相沢川上流の大小12段になって流れ落ちる滝。飽海三名瀑として知られている。
 経ヶ蔵山(標高474m)の西の麓にあり、滝の落差はおよそ30メートルほどある。12に別れた、滝と滝つぼにはそれぞれ、「天狗滝」「蛇の滝」「河原滝」などの名前が付けられている。
 昔から滝は、修験者たちの修行の場として使われてきた。滝に打たれることによって、心身を清め、霊力を授かるものとして、不動や弁天が祀られていることが多い。
 秋には「紅葉」が回りに現れ、美の競演を見せる。冬には真っ白な雪の中で、流れを止めることなく、落ちていく水の姿は、厳格ささえ感じられる。
 山形県は滝の数では日本一とされている。その数はおよそ230であり、全国の1割程度の比率である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




みどりが池 Midorigaike Midoriga Lake

Jp En

 みどりが池は、みくりが池の東側にある火口湖。雄山・別山・浄土山の立山三山に三方を囲まれ、火山活動によって出来た溶岩地帯、室堂平にある。火山活動でできた河口跡に水がたまってできたのがみどりが池である。
 水深は浅く、約1.6メートル。岸に立つと、水底の岩が見え、湖水の透明度の高さを実感できる。静かな湖面には立山連峰の姿が合わせ鏡のように映り、本物との競演が見事だ。残雪や紅葉のころは美しさがひときわ増す。
 池のほとりには遊歩道が整備されており、みくりが池や地獄谷と組合せた散策コースを楽しむ観光客が一年中絶えない。周辺にはイワイチョウやヨツバシオガマなどの湿性植物、高山植物が生い茂り、訪れる人々の目を楽しませている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/16


鳥海山 Cyoukai-zan Mt Chokai

Jp En

 山形県と秋田県の県境にあり、日本海に面した東北では第2の高峰である。標高2236メートル、出羽富士とも呼ばれる。
 山麓周辺の人々から山そのものを「守り神」として、古くから崇められてきた。
 海岸線からすぐ、垂直に近くそびえたつ。高山植物には「チョウカイアザミ」「チョウカイフスマ」など、この地にしか生育していないものをはじめ、多くの種類が生息する。
 気象変化が激しく、そのため四季の彩りも鮮やかである。
 雪どけ水は豊富な沢水となり、谷を刻んで広い山裾に流れ、時にはいくつもの滝となって湧き出て、水田を潤し、稲を育てる源になる。
 登山シーズンなどに山頂に登ると、北に岩木山や八幡平、男鹿半島、南に月山や朝日連峰を臨むことができる。また、ぽっこりと小さな窪みに綺麗な水がたまった鳥海湖が緑一面の草花に囲まれ、その姿を現す。
 山開きは例年5月一日。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数7件: 1~7 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter