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2007/4/6


名勝仙巌園 Meishou-Senganen 

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 仙巌園(せんがんえん)(通称・磯庭園(いそていえん))は、鹿児島県鹿児島市吉野町磯にある国指定の名勝地。
 万治元(1658)年、第十九代島津家当主(薩摩藩第二代藩主)島津光久が、別邸として造営して以来、今日まで代々の島津家の当主に受け継がれている。
 目前の桜島を築山に、錦江湾を池にみたてるという雄大な大自然を借景にしたこの庭園は、天下の名園として名高く、その景勝のみならず構図自身が感動的である。 
 幕末には、1万5000坪もの敷地内に、第二八代当主(十一代藩主)島津斉彬による日本最初の洋式産業事業「集成館事業」が展開され、近代日本の発祥の地でもある。園内には反射炉跡や御殿、日本初のガス灯・鶴燈籠、曲水の庭など、見所が多い。日本で最初にガス灯が点灯したのもこの場所である。
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照国神社六月灯 Terukuni-Jinja-Rokugatsudou 

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 照国神社(てるくにじんじゃ)は、鹿児島県鹿児島市照国町にある神社である。祭神は島津斉彬。
 文久三(1863)年、5年前に50歳で急逝した島津家二八代当主島津斉彬に勅命で照国大明神の神号が授与され、藩主島津光久によって、東照宮の建っていた場所に照国神社を建立した。
 六月灯(ろくがつどう)は、旧暦6月の間、南九州各地の寺社で開かれる夏祭り。もともとは、これから厳しくなる暑さに備えて病気や農作物の病虫害などの災厄払いを集落の神に祈願するものである。
 照国神社の六月灯は、各地で行われる六月灯の中でも最大であり、毎年およそ30万人を超す人出で賑わう大祭。
 幅2.5mの大灯籠をはじめ、約1000個の灯籠の明かりに彩られ、午後7時からの特設舞台では、地域の婦人会などによる舞踊や歌の奉納もある。
 照国神社の六月灯は、無数の提灯の明かりが、訪れた者を幻想的な世界へと運ぶ祭事である。
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