NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/7


海馬島 Todo-jima Todo Island

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 北海道の道北の日本海に浮かぶ礼文島。その礼文島の北端のスコトン岬の真北にある無人島が海馬島(とどじま)である。
 海馬島の周囲は4km。夏期のみ礼文島から漁船で渡ることができるが、周囲を断崖絶壁で囲まれているため、岩場や岸壁に船を着けて上陸する。波が高いと船を着けられないこともある。
 島には、灯台と漁のための小屋が一つあり、海岸には朽ちかけた番屋跡が見られるのみ。
 台地状の島は、貴重な高山植物の宝庫であり、花の浮島と呼ばれる礼文島と同種の固有の植物が群生している。夏場にはアザラシが姿をみせ、冬場にはトドが上陸して体を休める。オオセグロカモメやウミウの繁殖地になっている。
 海馬島は、手つかずの自然が残る、貴重な島である。
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春国岱 Syunkuni-tai Shunkunitai

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 北海道東部の根室半島にある「春国岱(しゅんくにたい)」とは、海流に乗って堆積した砂が積もってできた小さな丘の名前で、オホーツク海と風蓮湖(ふうれんこ)を隔てている細長い砂州のことをいう。海に浮かぶ森のようにも見え、長さが8キロメートル、幅は1・3キロメートルもある広い砂州である。
 自然の風景をそのまま残している場所として、学術的にも知られている。砂の丘の中央には、国内で砂丘に自生する唯一のものとしてアカエゾマツの純林があり、またハマナスの群落が3キロメートルにわたって存在するなど、植物が豊かに成長する環境が整っている。
 海岸沿いは湿地となり、タンチョウの繁殖場所には絶好の場所となっており、また海の魚を捕るためオジロワシも生息している。
 生態としては決して安定した環境とはいえないが、厳しい環境ながら人の手がほとんど入らず、自然が豊かに残されていることが、恵まれた環境として成り立つ最大の理由であるといわれている。
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2007/11/29


久峰うずら車 Hisamine-uzura-guruma Hisamine Quail Toy Car

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 久峰うずら車(ひさみねうずらぐるま)は宮崎県宮崎市に伝わる郷土玩具である。
 江戸時代頃よりこの地方では、鶉(うずら)は非常に身近な鳥で、愛がん動物として親しまれていた。うずらを捕らえその泣き声を楽しむ風習もあった。
 日本のうずらは春から夏にかけて北海道や東北地方で繁殖し秋から冬は温暖な四国や九州に渡る。
 うずら車はこのうずらをモデルに子どもたちの玩具として作られたものである。うずら車の材料にはタラの木が使われ、車の軸の部分には竹が使用される。そして、うずらの顔にあたる部分には子どもたちの安全と幸せを願い「の」の字が描かれている。
 古くは久峰観音や鬼子母神社の祭礼で売られていた。現在では、各家庭の玄関に置かれて親しまれている。
 宮崎市には法華嶽薬師寺のうずら車と久峰観音のうずら車があり、久峰うずら車は女性的な情緒をもつうずら車である。
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2007/11/22


雷鳥(ライチョウ) Raichou 

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 雷鳥(らいちょう)は、キジ目ライチョウ科の鳥の一種である。日本では、特別天然記念物となっている。
 世界的にみても日本のライチョウは、分布の最も南限に生息する貴重な個体群である。氷河時代の生き残りと言われ、太古の昔より、神の使いとして大切にされてきた。
 大きさは全長37cm、翼開長59cm、体重450gほどで、オスの目の上には赤い肉冠があり、繁殖期には大きくなる。
 雷鳥の最大の特徴は、その毛色で、岩肌があらわになる夏は茶色のまだら模様、辺り一面が雪で覆われる冬は純白の保護色というように、換羽を行う。
 また、オスは五月~六月の縄張り形成期に、縄張りに侵入してくるオスと激しい空中戦を行う事がある。
 雷鳥は、古来より日本に棲む中型の鳥である。
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2007/11/14


錦鯉 Nishiki-Goi Nishiki-goi Carp

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 錦鯉(にしきごい)は、新潟県長岡市・小千谷市周辺にて発祥、繁殖された、鮮やかな体色が特徴の、真鯉を改良して作られた観賞魚である。
 日本書紀には、景行天皇(71~130)が鯉を池に放ったという記述があり、この頃から鯉が人により飼育されていた事が伺える。
 錦鯉は、文化・文政時代(1804~1830)に、現在の新潟県長岡市・小千谷市で食用鯉の突然変異種として誕生した。
 珍しいカラフルな色合いの鯉に驚いた村人達が、観賞魚として養殖し、以来様々に改良され、現在では80種以上の品種が作られている。
 名前は、品評会で大正三色の錦鯉を見た新潟県庁水産主任官が、そのあまりの美しさに「これはまさしく錦鯉だ」と感嘆したのがきっかけとされている。
 錦鯉は、世界中で愛好されている日本が誇る観賞魚である。
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2007/7/13


ユルリ島 Yururi-tou Yururi Island

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 ユルリ島は、北海道根室市の根室半島の沖合に浮かぶ、小さな無人島である。北海道の天然記念物に指定されている。
 ユルリ島はアイヌ語で「鵜の居る島」という意味で、ウミウをはじめ、絶滅が心配されるエトピリカ、ケイマフリ、チシマウガラスなどの海鳥が繁殖している。
 標高40mの台状の島で、すぐ北にユルリ島より小さなモユルリ島を持つ。
 眼下に広がる草原の緑がまぶしく、昔、コンブを運ぶために飼われていた馬が、20頭あまりの野生化した群れとなって悠々と草をはむ。
 アザラシ、ラッコの繁殖地として絶好の生殖地となっており、絶壁の上には湿原が広がっていて、植物も300種が生育する。
 ユルリ島は、人間の入島が禁じられている神秘の島である。
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2007/7/9


濤沸湖 Toufutsu-ko 

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 濤沸湖(とうふつこ)は、北海道東部、網走国定公園内にある周囲約28kmの湖だ。
 湖の北西端でオホーツク海とつながっている汽水湖となっている。
 夏には湖畔にセンダイハギやヒオウギアヤメの群生が広がり、秋には赤く色付いたアッケシソウを見て取ることが出来る。
 また、アイヌ語で「チカンプトウ」という名も持ち、その意味である「鳥がいつもいる湖」の名のとおり、大変野鳥の多い湖でもある。
 ガン・カモ類は毎年6万羽以上が、シベリアからは2000羽を越すオオハクチョウが越冬のために飛来し、さながら野鳥の楽園といった光景を目にすることが出来る。
 近年ではタンチョウツルの営巣、繁殖も確認されており、その自然と野鳥の豊富さから、平成十七(2005)年にはラムサール条約に登録されることとなった。
 カキの養殖やヤマトシジミ、アサリの漁獲などもあり、人と自然の両方に豊かな恵みをもたらしてくれている。
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2007/6/22


愛冠岬 Aikappu-misaki Cape Aikappu

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 北海道東部にある厚岸町。その町の眼前に広がる厚岸湾に突き出るでている数十メートルの高台が、愛冠岬だ。
 厚岸を代表する景勝地として広く親しまれており、「困難を乗り越え、愛の栄冠を得る」との思いをこめられた名前に、多くの人たちがその愛や願いを託しにやってくる。
 その岬から見える景色も素晴らしく、西には対岸に望む尻羽岬や厚岸湾、東に目をやれば、筑紫恋の美しい海岸線が伸び、珍鳥エトピリカやコシジロウミツバメの繁殖地となっている大黒島や小島を望むことが出来る。
 付近には高山植物のダケカンバやエゾマツなども自生しており、岬の突端までピクニック気分で歩いていける。
 その突端には「愛のベルアーチ」というモニュメントが立っており、この鐘を鳴らせばその音はカムイへ届けられ、愛や願いがかなうといわれている。
 運がよければその鐘の音に乗って、エトピリカの祝福を受けられるかもしれない。
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