NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/6/20


薬師岳 Yakushi-dake 

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 立山連峰の主峰、薬師岳(やくしだけ)は標高二九二六m、北アルプスの中では一際大きい山で知られている。
 東側斜面には、氷河期の浸食作用によって作られた、カールと呼ばれる椀状の雄大な圏谷(けんこく)が複数見られることでも有名で、これらは国の指定特別天然記念物にもなっている。
 長大な尾根を有するため、長く険しい登山道が続くが、チングルマ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、キヌガサソウ、イワカガミなどの、美しく咲き乱れる高山植物を満喫することも出来る。
 最大の難所と呼ばれるのは、斜面が崩れ、岩石がごろごろしているガレ場の急坂である。かなりの傾斜だが、その展望は素晴らしいという。
 黄金の薬師如来像が祀られている祠が山頂に鎮座しており、信仰の対象になっていた名残りを感じさせる。
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2008/2/1


標津湿原 Shibetsu-shitsugen Shibetsu Wetland

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 北海道の標津湿原(しべつしつげん)は、野付半島の北に位置し、根室海峡に面した砂丘に隣接して発達した湿原である。
 この一帯は「ポー川史跡自然公園」となっており、この標津湿原は、伊茶仁川の小さな支流ポー川と標津川に挟まれていて、一般的には上部の川北湿原と、下流の三本木湿原とに区分して呼ばれている。
 泥炭が堆積した高層湿原で、170haの広さのミズゴケがマット状に広がっている。また、三〇〇〇年の時をかけて造り上げられた氷河期の生き残りと呼ばれるツンドラ植物も見られる。
 湿原は最も壊れ易い自然である。ミズゴケ類も一度踏みつけられると容易には回復しない。生態系にも欠かせない標津湿原は国の天然記念物に指定され、大切に保護されている。
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2007/5/25


宗谷丘陵の周氷河地形 Souyakyuryono-shuhyogachikei 

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 宗谷岬の背後に広がる丘陵を「宗谷丘陵の周氷河地形」と呼ぶ。なだらかな緑の稜線が続く、日本離れした雄大な風景だ。平成十六年には北海道遺産に指定されている。
 宗谷丘陵は、一番高い山でも235mしかない。土が凍っては溶け、溶けては凍るという現象を繰り返しているうちに、岩石がボロボロに砕けて斜面をずり落ち、なだらかな丘と丸い谷ができあがったと考えられている。1~2万年前の地球最後の氷河期、「ウルム氷期」の名残を残すとされ、悠久の時が刻んだ自然の不思議さにはただ驚かされるばかりである。
 現在は最大約5万キロワットの発電量を持つ大型風車群57基が設置されている。緑の絨毯が続く丘陵に無数の風車がゆっくりと回る様は圧巻である。
 丘陵の周辺には番号が書かれた看板が立てられ、番号をたどると四季折々の様々な表情に出会えるという。
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2007/5/24


北限のブナ林 Hokugenno-bunarin 

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 北緯42~43度、北海道の渡島半島の付け根にあたる黒松内町から、島牧村にかけて広がるブナの自生林を、「北限のブナ林」と呼ぶ。
 最終氷河期に一度北海道から姿を消し、その後気候の温暖化とともに少しずつ北進してきたブナは、この地より北には自生していない。気候による限界説、現在も北進中とする説など、多くの研究者が北限の謎を解き明かそうと諸説を唱えているが、未だ明快な答えは出ていないようだ。
 真っ直ぐ空に向かってそびえるブナの木々。白っぽい滑らかな木肌の幹や、緑の葉を豊かに茂らせたブナの凛々しい姿には心洗われる。
 このブナ林には、季節ごとに彩を添える野生の花々の姿が見られ、小鳥のさえずりと共に手つかずの自然の息吹を体感できる。
 北限の地に純林状態で自生していることが学術的に評価され、昭和三年に国の天然記念物に指定された。
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2007/1/26


白山渓谷 Hakusan-keikoku Hakusan Ravine

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 白山川は中津無礼(なかつむれ)川と奥畑(おくばた)川を総称して呼ばれる。全国名水百選や水の郷百選に選ばれた清流。
 鬼が断崖をくり抜いたといわれる「ほげ岩」を始め奇岩、巨石に富み、一角には全国でも珍しい「稲積水中鍾乳洞」がある。
 この鍾乳洞は20万年前の氷河期に形成され、8万5千年前の阿蘇火山大爆発によって水没し、現在の形が創られたと伝えられている。
 渓谷源流にある、落差7メートルのV字谷を連続して落ちる「鮎返りの滝」、落差30メートルの「鹿落としの滝」の絶景、夏には渓谷に数十万匹のホタルの乱舞等、手つかずの自然がそのまま残されている。
 源流部の水は、そのまま飲用に適し、道路脇の渓谷前の広場には、大分県知事が名水の功績を称えて寄贈した「水資源功績の碑」が建てられている。
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