NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/20


とうろう流しと大花火大会 Tourou-nagashi-to-daihanabi-taikai Lantern Floating and the Great Fireworks Display

Jp En

 とうろう流しと大花火大会(だいはなびたいかい)は、福井県敦賀市松島町の松原海岸にて、毎年8月16日に行われる名物行事である。
 昭和二五(1950)年、旧盆に、戦没者の霊を慰めるために始まったとされる。
 大花火大会は、名勝「気比の松原」をバックに、水上花火やスターマインなどが、日本海側最大級の1万2000発が打ちあがり、ダイナミックに繰り広げられる。
 また、大花火大会にあわせ、僧侶の読経の中、赤・青・黄色の3色の灯籠約6000個が松原海岸にいっせいに流される。
 近年ではレーザーや音響を駆使した大規模な舞台設定も行われ、打ち上げ花火に始まり、キャラクター花火など、技巧を凝らしたものもある。
 とうろう流しと大花火大会は、水と光と音が調和した、厳かでありながらも神秘的な催し物である。
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2007/2/28


からかさ万灯 Karakasa-mandou Karakasa Firework Displays

Jp En

 からかさ万灯は、土浦市の鷲神社で行われる。
 直径、高さともに5メートルの大カラカサ(唐傘)に仕掛けた花火に点火すると、花火が滝のように落ちる様は現代のナイアガラ花火にも似ている。
 導火線となる綱火に点火され、およそ100メートルの火花が走り、カラカサの頂点に設けられた八つ口と呼ばれる箱の中の花火に点火され、さらに四方八方に火花が飛び散る。火花はカラカサの周囲に吊された提灯に火を灯し、次いで「手ボタン」にいたり、まるでカラカサが雨を受けているように壮麗な火花が約7分間に渡ってしたたり落ちる。
 起源は、干ばつの被害を受けた農民たちが雨乞いを願って奉納したことにあると伝えられている。
 カラカサの傘の下には五穀豊穣と書かれた四角い提灯がつけられており、この万灯が終わると、打ち上げ花火が夜空に放たれ祭を終える。
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