NIPPON Kichi - 日本吉

2008/2/5

鈴かけ馬踊り Suzu-kake-uma-odori 

Jp


 鈴かけ馬踊りは、天文一二(1543)年から鹿児島神宮に伝わる馬のマンボ踊りである。鈴かけ馬は九州のいたる所で伝えられているが、その中で馬が躍るのは全国にも類例がなく、珍しい祭として知られている。
 毎年旧暦の正月一八日に馬を飾りたて鈴を付けて踊らせ、五穀豊穣を願うという。本来は初めての馬の日に行うことから初午祭というが、最近では少し温かくなった二月中旬の日曜に行っている。
 金銀の鞍に五色の布をさげ、たくさんの鈴をつけ華麗に着飾った馬が、美しい娘・ヨカオゴジョと、美しい男子・ヨカニセドンの踊り子連を従え、本宮まで参詣する。
 派手な化粧をしたヨカオゴジョ、ヨカニセドンが鉦や三味線、太鼓の音に合わせて馬を囃したてると、馬は首で拍子をとりながら大きな身体を左右に振り、見事な足さばきでマンボ踊りを披露する。
 毎年二〇数頭の馬と約二千人の踊り連が繰り出す、大変賑やかな祭りである。

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住所
899-5116 鹿児島県霧島市隼人町内2496
名前
鹿児島神宮
電話
0995-42-0020




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日本の美意識。

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