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2008/4/22


もののふ(MONONOFU) mononofu Mononofu

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 サムライではなく、「もののふ(MONONOFU)」。自由で革新的な戦国時代の雰囲気を表現・発信する戦国ブランドである。
 現代アートの推進と伝統工芸の復権。そんな相反するかのように見える2つをさりげなく、しかし大胆に結びつけたのは歴史好きの一サラリーマン。
 国立博物館で変わり兜を見た田中秀樹氏は、これまで知らなかった世界を知り、圧倒されるとともに、その時興味を持っていたインディーズTシャツとのコラボレーションを考えたという。
 変わり兜が戦国武将の美意識であり、自己主張なら、様々なクリエイターが素材やデザインにこだわる現代のTシャツも自己表現の一つ。それならTシャツの中に変わり兜のデザインを取り入れていくことも可能である。また、もし現代に戦国武将たちがよみがえったら、自らの美意識で今の様々な素材やデザインを取り入れていくに違いない、とプロデューサーの田中氏は語る。
 現在、「天下『布』武プロジェクト」を推進中。
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2007/11/12


黄楊櫛 Tsuge-gushi Japanese Boxwood Combs

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 黄楊櫛(つげぐし)は、京都府にて今も作られている、髪をすく伝統的な女性の装飾品である。
 櫛の歴史は古く、一番古いものでは縄文時代まで遡る。また、黄楊で作られた櫛は万葉集にも詠まれており、櫛の中でも最上級品として歴史を重ねている。
 京都の黄楊櫛の生産は、平安時代から始まったとされている。
 黄楊の木は、材質が柔らかく地肌を傷つけず、櫛にとって理想的な性質を持っており、一般の櫛だけでなく、西陣織の綴織に使う櫛、京人形の結髪用の櫛など京都ならではの幅広い用途に使われている。
 また、静電気がほとんど起こらないため、枝毛や切れ毛になりにくく、頭皮への刺激も優しく、非常に高いヘアケア効果があるとされている。
 黄楊櫛は、健康的なだけでなく彫や蒔絵も美しい、いつの時代も女性を引き立てる装飾品である。
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2007/5/11


坂 雅子 Ban masako Masako Ban

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 アクセサリーデザイナー。坂茂建築設計を経て、グラフィックデザイナーとして活動。2001年、ロンドン滞在中に独学でアクセサリーデザインを始め、帰国後「acrylic」(アクリリック)設立。   2005年には、最初のコレクションがニューヨーク近代美術館MOMAデザインストアに選ばれる。同年、東京にショップ「acrylic」オープン。
 その作品の特徴は、シンプルなデザインに徹し、素材感、仕上げ感を大切にしている点にある。特にアクリルのカットやスポンジの型抜きなど、日本の職人の技術を重視し、日本製にこだわる。今後は、日本の伝統工芸とのコラボレーションシリーズを集中して広げていく予定だ。
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金箔アクセサリー(純銀箔マット仕上げ) Kinpanku-Akusesari(Jun-ginpaku-mattoshiage) Gold foiled Accessory (sterling silver-foil finish)

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 世界一薄い金箔をつくり出す日本の技術。十円硬貨ほどの金合金を畳一畳分にまで延ばすことができる。そして箔の技術は金だけでなく様々な金属に広がり、色味も多様になっている。
 このリングはアクリルの本体に純銀箔を施したもの。箔の特徴である薄さと、アクリルの透けた質感が重なると、まるで氷のような軽やかで透明感のある表情が生まれた。
 箔の仕上げをマットにすることで、指元に硬質な銀箔の素材感を感じることの出来るリング。
 
■アクセサリー(リング)
・純銀箔 マット仕上げ
・デザイン
 坂 雅子(acrylic)
■プロデュース
 ubushina 立川裕大
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2007/1/31


鹿角細工 Shikatsuno-saiku Shikatsuno-Zaiku (antler-work)

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 「鹿角細工(しかつのさいく)」は、鹿の角をノコとヤスリで加工し、磨いて仕上げたもの。奈良県に伝わる伝統工芸品で、奈良県の伝統工芸品にも指定されている。
 起源は、鹿の角を切る、「鹿の角きり」という秋の恒例行事がはじまった江戸時代に遡る。当時は主に和裁のへら、箸、帯留めなどの生活用品が作られていたという。伊勢神宮の御遷宮には、鹿角で「弓づか」を製作し、納めてきた。
 鹿角は、根元、先端、表面と中心部によって、色や透明感が微妙に違い、月日を経ると艶も出てくるそうだ。今では、主にアクセサリー、置物などの観光土産物をはじめ、菓子ようじ、キーホルダー、ペーパーナイフなどの実用品が作られているという。
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2007/1/25


伊賀くみひも Iga-kumihimo Iga Kumihimo Braid

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 伊賀くみひもは、三重県伊賀市で作られる伝統工芸品である。
 くみひもとは生糸、絹糸を主に、金銀糸を組糸に使い、伝統的な組台を使って繊細な美しさをもつ紐に編み上げられた物である。
 伊賀くみひもの始まりは奈良時代以前にまで遡る。平安時代には仏具、神具等に凝った紐が用いられるようになった。
 武士階級の時代になると、武具類を中心とするくみひも文化が生まれた。明治以後も、江戸時代の伝統くみひもの技術は和装に欠くことのできない帯締め、羽織紐として親しまれている。
 美しく染め上げられた絹糸、その一筋一筋が交じり合い、独特の風合いと、味わいを醸しだす。それらが織りなす美しさが組紐の味わいである。
 1976年、経済産業大臣が定める伝統的工芸品に指定される。
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2007/1/18


水晶の念珠ブレスレット Suisyounenjyu Buresuretto Crystal Rosary Bracelets

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 念珠の歴史は古く、お釈迦様がお生まれになる以前からあったとされている。
 今から3500年以上前にできたバラモン教の聖典に登場してくる毘沙門天、弁財天、梵天は、持ち物として連珠というものを持っていて、それが念珠の原型とされている。
 その昔、国政に悩む王がお釈迦様に悩みを打ち明けたところ、念珠をつくり身に付けることを教え、そのとおり王は、もくげんじの念珠をつくり皆に分かち与え、共に念誦したところ、人々に幸福が満ちたという。
 また水晶は精神面・肉体面・空間などあらゆるものを浄化し、霊性を高め、安定・調和へと導くといわれている。
 念珠は持ち主の身代わりとなり厄災から守ってくれるともいわれています。
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2007/1/11


江戸鼈甲 Edobekkou Edo Bekko

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 江戸鼈甲(べっこう)は、眼鏡枠や、蒔絵、彫刻、象嵌が特徴の東京で作られる工芸品である。
 鼈甲細工の歴史は大変古く、正倉院宝物の中に琵琶の一部分としてタイマイの甲羅が使われている。江戸時代に張り合わせの技法が伝えられて、複雑な造形が出来るようになった。
 江戸鼈甲の材料は、数多い亀の中でも、特に甲羅の質が装身具や置物として利用できるタイマイの甲羅を使う。
 タイマイは赤道近くに生息し、大きいものは50〜60才で全長180センチ、体重200キロにもなる。また甲羅は必ず13枚で、黒くなっている部分を斑(ふ)というが、斑以外の透明な部分は約10%しかなく、特に珍重されている。
 江戸鼈甲は、貴重で気品に溢れる伝統工芸品である。
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