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京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約63haの公園で一般に開放されている。
広さ東西約700m、南北約1,300m。この広大な場所は、江戸時代には御所を囲むように有栖川宮などの宮家や近衛・九条・一条など二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ公家町であった。しかし明治の東京遷都の後、留守となった邸宅跡が荒廃したため、皇宮付属地として整備される。そして戦後、国民公園として開放され、現在は環境省の管轄である。
この御苑の中にある京都御所は、794年の平安遷都時の内裏の場所とは異なる。当時の内裏は現在の場所より西に2キロのところにあったが、幾度の火災に見舞われ、元弘元(1331)年、光厳天皇がこの場所で即位したことにより、正式に「御所」となり、以後明治に至るまで五百年の間、天皇の住まいとなった。
平成17年には、敷地内に京都迎賓館が開館している。
広さ東西約700m、南北約1,300m。この広大な場所は、江戸時代には御所を囲むように有栖川宮などの宮家や近衛・九条・一条など二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ公家町であった。しかし明治の東京遷都の後、留守となった邸宅跡が荒廃したため、皇宮付属地として整備される。そして戦後、国民公園として開放され、現在は環境省の管轄である。
この御苑の中にある京都御所は、794年の平安遷都時の内裏の場所とは異なる。当時の内裏は現在の場所より西に2キロのところにあったが、幾度の火災に見舞われ、元弘元(1331)年、光厳天皇がこの場所で即位したことにより、正式に「御所」となり、以後明治に至るまで五百年の間、天皇の住まいとなった。
平成17年には、敷地内に京都迎賓館が開館している。
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