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ごうごうと燃えさかる大松明の炎の中に飛び込んで行く勇猛果敢な男たち。三河の鳥羽神明社(とばしんめいしゃ)で行われる火祭りは、天下の奇祭として知られる。起源はおよそ千二百年前と伝えられ、県の無形民俗文化財に指定されている。
祭りは高さ五メートル程度の「すずみ」と呼ばれる大松明を二基作り、中に神木と、月の数と同数の十二縄を納め、それに火打ち石で点火して始まる。地元鳥羽地区を西の「福地(ふくじ)」と東の「乾地(かんじ)」とに分け、海で身を清め神前でお祓いを受けた厄男とそれを助ける奉仕者たちが、神主の合図で「すずみ」の火の中へと一斉に飛び込む。最後に「すずみ」の燃え具合と「福地」「乾地」の勝敗によって、その年の豊凶を占う。「福地」が勝てば山間部は豊作に恵まれ雨も多く、「乾地」が勝てば干天が続いたり異変が起こるという。
祭りは毎年旧暦の一月七日に行われていたが、現在は二月の第二日曜日に行われている。
祭りは高さ五メートル程度の「すずみ」と呼ばれる大松明を二基作り、中に神木と、月の数と同数の十二縄を納め、それに火打ち石で点火して始まる。地元鳥羽地区を西の「福地(ふくじ)」と東の「乾地(かんじ)」とに分け、海で身を清め神前でお祓いを受けた厄男とそれを助ける奉仕者たちが、神主の合図で「すずみ」の火の中へと一斉に飛び込む。最後に「すずみ」の燃え具合と「福地」「乾地」の勝敗によって、その年の豊凶を占う。「福地」が勝てば山間部は豊作に恵まれ雨も多く、「乾地」が勝てば干天が続いたり異変が起こるという。
祭りは毎年旧暦の一月七日に行われていたが、現在は二月の第二日曜日に行われている。
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