NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/31


津軽 福島城 Tsugaru Fukushima-jo Tsugaru-Fukushima Castle

Jp En

 約65万平方メートルの外郭と一辺約200mの内郭からなる近世以前では東北最大の城。
 発掘調査により、竪穴住居跡、外堀、内堀、土塁跡、門祉や柵柱列が発見され、古代から中世にわたる遺跡であると推定され、従来は、中世十三湊を支配し権勢を誇っていた安東(安藤)氏代々の居城であると伝えられて来たが、1992年の十三湊発掘調査の結果、堅固な土塁と大規模な掘に囲まれた本格的な城郭施設である事がわかった。
 また通説に反し、中世の遺物は全く出土せず、11世紀の土器が出土したことなどから、福島城は11世紀の城であった可能性が高く、内郭は兵士が集合したり、何らかの宗教的な儀式を行う場所であった、可能性が高いとされている。
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2007/1/26


弘前城 Hirosaki-jo Hirosaki Castle

Jp En

 津軽統一を成し遂げた津軽為信(つがるためのぶ)によって慶長八(1603)年に計画され、二代信牧(のぶひら)が慶長十五(1610)年、築城に着手し、慶長16(1611)年に完成。以後、津軽氏の居城として、廃藩に到るまでの260年間、津軽藩政の中心地として使用された。
 本丸、二の丸、三の丸、四の丸、北の郭、西の郭の六郭からなる面積約49.2haの平山城で、築城から約400年を経た現在も、天守、櫓、城門、三重の水濠等の築城形態の全貌を遺す城跡として今日保存されているのは全国でも類例が少ない。
 三重の小規模な天守ながら、南北に長く直線状に続く石垣の南端に建つ姿は、春は桜、夏は月、秋は楓、冬は雪と四季の妙なるたたずまいを見せる。
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