NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/17


田面船 Tanomo-fune 

Jp

 田面船(たのもふね)は、広島県尾道市に伝わる屋形船の郷土玩具である。
 旧暦八月一日(九月一日)の田面の節句に、男子の生まれた家へ贈られる船のことで、男子が歩けるようになると田面船を曳いて、産土神(うぶすながみ)に参る風習があり、この時期になると作られるという。
 この玩具は、神棚作りで余った材料を片手間に、手作業で作られるもので、その季節が近づかないと作られないという。
 田面とは「田の実」の事で、豊作を祈る農家の祭りである。この地方では祭りが盛んで、田面の船にお米の粉を蒸してお餅状のものに細工をした「しんこ細工の馬」や「人形」を飾って川へ流すという。
 元来は豊作祈願であったのだが、後に幼児の健やかな成長祈願の意味を加えてきたとされる。
 この船は、北国から鰊(にしん)や昆布を運んできた船を模ったとも言われ、船腹には波模様・鶴・鯛などの縁起ものが描かれている。田面船は、長い歴史を誇る郷土玩具である。
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2008/7/11


送り盆祭り Okuri-bon-matsuri Okuri-bon Festival

Jp En

 秋田県横手市で八月一五日と一六日の二日間おこなわれる夏の風物詩が「送り盆祭り(おくりぼんまつり)」である。
 江戸時代中期の享保の大飢饉のとき、亡くなった人々の霊を慰めるために供養したのが始まりである。以前柳町だった、現中央町の町内で屋形舟を作り、柳を添えて枝に法名などを書いた短冊を吊るし、川原に繰り出すものであった。
 この祭りは、各町内から屋形舟が出発し、町を流れる蛇の崎川原まで目指して御霊を送り、その後各町内まで戻るしくみになっている。しかし御霊を送ったあと、町内に早く引き返さなければならないのに、蛇の崎橋の上で互いに道を譲らず、舟同士をぶつけ合うという、迫力あるクライマックスが待っている。
 屋形舟の寸法は約七メートル、幅が二メートル、高さ四メートル程で、重さが六〇〇~八〇〇キログラムある。担ぎ手は、一度に二〇~三〇人でおこなわれ、ひとつの町内で総勢四〇~五〇人の担ぎ手は必要である。
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