NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/23


御宝田遊水池 Gohouden-yuusuichi 

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 御宝田遊水池(ごほうでんゆうすいち)は、長野県安曇野市明科中川手の犀川(さいがわ)河川敷にある人口池である。
 遊水池とは、周りの土地を守る為、洪水時に河川の流水を一時的に氾濫させる、人工的に作られた場所を指す。
 御宝田遊水池では、毎年10月下旬に多くのコハクチョウが越冬の為に飛来している。
 北アルプスにある標高2857mの常念岳を背景に、白鳥の舞う姿が美しく、競って多くの写真家が集う事で知られている。
 多くの白鳥が、昼間は穂高町狐島へ行っている為、昼間ここを訪ねても数える程の白鳥の姿しか見られないが、夕方には雪を戴く常念岳を背景に白鳥が数羽のグループでやってくる。
 御宝田遊水池は、白鳥だけでなく鴨も多く見られる、雪を戴く常念岳との調和が美しい冬の景勝地である。
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2007/10/26


風蓮湖 Fuuren-ko Lake Furen

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風蓮(ふうれん)湖は、北海道根室市、野付郡別海町にまたがり、北海道第三位の大きさをもつ汽水湖。野付風蓮道立自然公園に属する。
 周囲には海岸砂丘、草原、湿地、森林など変化に富む自然環境が広がり、多様な動植物が生育している。
 6月から8月にかけては、ハマナス、エゾスカシユリ、センダイハギなどが赤や黄色、紫の可憐な花を次々と咲かせ、一面お花畑のようになる。
 また風蓮湖は野鳥の宝庫として知られ、特に国内最大の白鳥の飛来地として有名だ。白鳥が訪れるのは9月上旬から12月下旬、そして翌年の3月中旬から5月上旬まで、ここで過ごす。他にタンチョウやクマゲラ、シマアオジなど約240種にものぼる鳥類の姿が見られ、国内屈指のバードウォッチングエリアとなっている。
 風蓮湖は北の大地が生んだ、汚れない自然の楽園だ。
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クッチャロ湖 Kuccharo-ko Lake Kuccharo

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 クッチャロ湖は、北海道の北部枝幸郡浜頓別町にある、大沼と小沼の2つの湖からなる汽水湖。「湖」としては、日本最北のものであり、北オホーツク道立自然公園に属する。
 クッチャロ湖は、日本最大のコハクチョウの中継地で、日本に飛来するコハクチョウの約80%(約2万羽)が渡りの途中に降り立つ。ほかにもヒドリガモ、オナガガモなど、カモ類を中心に280種以上の鳥類が観察されている。平成元年には、クッチャロ湖および周辺の地域がラムサール条約登録湿地となった。日本ではウトナイ湖、伊豆沼・内沼に次ぐ3番目の登録湿地である。12月末から3月末まで全面結氷する。
 その他、クッチャロ湖畔はキャンプ場も整備されており、家族連れなどに人気があり、クッチャロ湖に沈む夕陽は最高に美しいという。
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2007/8/27


多々良沼 Tatara-numa Tatara-numa Pond

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 多々良沼は、群馬県館林市と邑楽町に跨る沼である。
 面積は約80ha、周囲7km、標高20mの小さい沼であるが、冬になると白鳥が飛来する事で有名な場所である。
 11月中旬から100羽を越える白鳥が越冬の為に飛来し、優雅な姿を沼面に映す。
 四季折々に茜色の夕やけに染まる沼は、時に松風を運び、時に富士山を頂き、見る者に喧噪を忘れさせてくれる。
沼内には桟橋が整備され、ヘラブナやバスの釣り客で賑わう。
 沼畔の多々良沼公園は、130mの藤棚や120本の桜などがあり、春になると花が咲き乱れる。
また、太平記ゆかりの地である浮島弁財天は、沼に突き出るような形に位置している。
 多々良沼は、白鳥の姿も麗しい景観の場所である。
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2007/8/2


平筒沼 Byoudou-numa 

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 平筒沼(びょうどうぬま)は、宮城県登米市米山町と豊里町にまたがる周囲5kmの大沼である。
 平筒沼の周りには全長3kmの遊歩道があり、その沿道には、昭和六〇(1985)年に町民自身の手によって植えられた600本の桜が並んでいる。
 その桜は毎年4月中旬頃になると一斉に咲き誇り、大勢の花見の観光客が町内外から訪れ、大変な賑いを見せる。
 四方を自然林に囲まれており、夏にはスイレンや紅色が美しいハス、秋には紅葉、冬には白鳥などの渡り鳥も飛来する風情豊かな場所である。
 湖畔にはナラ、ブナ、カエデの森が生い茂り、県内でも有数の釣り場として知られ、へら鮒釣り大会が開催される時には県内各地から多数の釣り愛好者が参加する。
 平筒沼は、海洋スポーツも盛んな、自然と水辺の楽しさに溢れた景勝地である。
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2007/7/10


宮島沼 Miyajima-numa 

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 北海道中央部を流れ、豊かな水量を誇る石狩川中流域に位置する美唄市。「宮島沼」は同市の西端に位置し、周囲2・7km、面積はわずかに30ヘクタールの広さ程である。
 しかし、国の天然記念物であるマガンが日本で一番多く飛来する土地として知られている。その数は6万羽以上と言われ、夜が明ける頃に一斉に飛び立つ様は圧巻の一言である。宮島沼はロシア極東生まれのマガンにとって、越冬の為の大事な中継地になっており、春と秋にその多くが集り羽を休めていくのだ。
 沼の氷が徐々に溶け出す4月初旬は、マガンだけでなくハクチョウなども訪れ、美しい花々も芽吹いてくるので、一年で最も賑やかな時期になる。
 2002年11月、国内では13番目となるラムサール条約に湿地登録され、市民だけでなく国も保全を行っている。
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2007/2/26


猪苗代湖と磐梯山 Inawashiro-ko-to-Bandai-san Lake Inawashiro and Mt. Bandai

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 磐梯山は、会津富士、会津磐梯山とも呼ばれ、福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる活火山(成層火山)である。
 猪苗代湖の北にそびえ、標高は1819メートル。磐梯山の麓は南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれ、表磐梯から見る磐梯山は普通の山であるが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊跡の荒々しい姿を見せる。猪苗代盆地は、約20万年前の更新世中期に形成され、約1200年前に磐梯山が大規模な山体崩壊を起こし、ふもとの日橋川が土石流や泥流で堰き止められ、猪苗代湖が形成された。福島県会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町、磐梯町にまたがり、別名、天鏡湖とも呼ばれる。
 磐梯山を中心に裏磐梯、猪苗代湖にまたがる猪苗代・磐梯高原エリアは、福島県会津地方の豊かな自然が目を楽しませてくれる。
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