NIPPON Kichi - 日本吉

2008/4/11

南部鉄製 ひねり火箸 Nanbutetsu-sei Hineri-hibashi 

Jp


 古来より日本の冬を暖めてきた火鉢。
 中に炭を入れて火を焚けば、周りに緩やかに、まどろむような温もりをもたらし、網を引いて餅でも乗せれば、たちどころにそこは家族の団欒の場と化す。
 そんな火鉢になくてはならないのが火箸である。炭を足したり、均したりするために使用するため、主に金属でできた25~40cmほどのものが多いとされる。
 「南部鉄製ひねり火箸」も、そうした火箸の逸品であり、およそ四百年の歴史と伝統を誇る南部鉄で作られたものだ。
 南部鉄独特の、黒鉛のような深く落ち着いた色合いは、どんな火鉢の傍らにもよく合い、普段の光景に溶け込む火鉢をぐっと惹き立たせてくれる。
 また、箸の後端には味わいのある「ひねり」が加えられており、見た目と共に手にした時にしっくりとなじむ。
 特に用はなくとも、なんとなく火鉢に寄り添い、炭をつつく。
 そんなことをしたくなる火箸である。

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604-0095 京都府京都市中京区指物屋町376
名前
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電話
075-231-0983
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