NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/3/13


鶴ヶ岱チャランケチャシ Tsurugatai-charanke-chashi Tsurugadai Charanke Chashi

Jp En

 鶴ヶ岱チャランケチャシは、北海道釧路市鶴ヶ岱にあるアイヌの人々が築いた砦である。国指定の史跡とされる。
 チャランケチャシとは談合、談判をする砦という意味であるが、これは後に和人によって付けられた名前である。
 というのも、ここはトーモシリ(湖の中島)であり、トーコロカムイ(湖の神様)の遊び場と伝えられ、神聖な場所とされていたが、大正5年にこのチャシが発見されるまでは、釧路アイヌの中にここがチャシコツであることを知る者はいなかったからである。
 このチャシは2条の堀を巡らし、東西30m、南北18mの楕円形をしている。かつては離島であったが、現在は陸続きである。
 鶴ヶ岱チャランケチャシは、まさに、忘れ去られたアイヌの聖地であるといえよう。
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2007/2/9


桧原湖 Hibara-ko 

Jp

 1888年7月15日に磐梯山の噴火に伴う山体崩壊によりできた、堰止め湖の中では最大規模。
 面積10.7km2、最深30.5m、周囲47km、標高822m。
 南東岸の磐梯高原駅(820m)からの遊覧船、湖上からの磐梯山(1819m)はとても美しい。
 南岸には湖上遊覧の乗船場、北岸の湖中に噴火で湖底に沈んだ村を祭る大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)の鳥居があり、東岸には桧原湖畔探勝路、西岸には裏磐梯野鳥の森探勝路がある。冬期には厚い氷で覆われ、ワカサギの穴釣りで賑わう。
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2007/1/12


天女橋 Tennyobasi Tennyobashi Bridge

Jp En

 天女橋は、沖縄・那覇市にある円覚寺総門前の円鑑池の中にある弁財天堂に架けられた、日本最古の石造りアーチ橋である。
 1502年、朝鮮から贈られた経典を収納する堂宇が建てられた。天女橋は、堂宇へ渡る橋としてその時架けられたものである。
 この橋長9.4m、幅3mの小さな橋の名前は、中之島に祀られていた水の女神「弁財天」に由来する。
 橋の形式は、石造の単拱橋で、橋の中央アーチ上部が高くなっていて、その前後をゆるい斜面にしている。中国南部地方に多い、駝背橋(らくだの背中に似た橋)の形式の特徴を持つ橋である。
 1972年、国指定重要文化財に指定される。
 天女橋は、歴史と落ち着きを感じさせてくれる橋である。
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