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観音水(かんのんすい)は愛媛県西予市宇和町明間にある鍾乳洞から湧き出る水のことである。
天正時代、明間堂山城主・兵頭藤右衛門一族の一人が京都清水に参拝し、その満願の日に観世音の御姿を見た。その話を聞いた兵頭は、城に尊影を安置し、観世音に「御利生に水を。」と念じたところ山の嶺から清水が湧き出した。これが、観音水のいわれと伝えられる。
鍾乳洞付近は幽玄の雰囲気を醸し出しており、伝説にあるような観世音の御姿が今にも浮かび上がりそうである。
観音水は日量8千トンといわれ、一年を通して水温は14度と冷たく、昭和六〇年には環境庁から「全国名水百選」に選ばれている。
毎日、多くの人々がこの水を求めて訪れる。
天正時代、明間堂山城主・兵頭藤右衛門一族の一人が京都清水に参拝し、その満願の日に観世音の御姿を見た。その話を聞いた兵頭は、城に尊影を安置し、観世音に「御利生に水を。」と念じたところ山の嶺から清水が湧き出した。これが、観音水のいわれと伝えられる。
鍾乳洞付近は幽玄の雰囲気を醸し出しており、伝説にあるような観世音の御姿が今にも浮かび上がりそうである。
観音水は日量8千トンといわれ、一年を通して水温は14度と冷たく、昭和六〇年には環境庁から「全国名水百選」に選ばれている。
毎日、多くの人々がこの水を求めて訪れる。
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