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ねはん像のある江東寺は、永禄元 (1558) 年に有馬氏の菩提寺として創建されましたが、島原城の完成に伴って島原に移され、松倉家の菩提寺となりました。現在の寺域は寛政2年に再興されたもので、再建を祝って奉納された刺繍絵の「釈迦ねはん図」(島原市指定文化財)に因み、昭和32年にねはん像が建立された。
大きさにして全身8.6メートル、高さ2.12メートル。ねはんとは、煩悩の火を焼きつくして智恵が完成した悟りの境地を指す言葉であるが、釈迦の入滅を表現する言葉としても用いられている。
このねはん像は、釈迦が故郷に近いクシナーラの沙羅双樹の下、臨終の間際まで弟子たちに懇切な説法を続けている姿を模したもの。足の裏には、大法輪の相(仏足石)が刻まれ、頭部には、信者による写経一万巻が納められている。
大きさにして全身8.6メートル、高さ2.12メートル。ねはんとは、煩悩の火を焼きつくして智恵が完成した悟りの境地を指す言葉であるが、釈迦の入滅を表現する言葉としても用いられている。
このねはん像は、釈迦が故郷に近いクシナーラの沙羅双樹の下、臨終の間際まで弟子たちに懇切な説法を続けている姿を模したもの。足の裏には、大法輪の相(仏足石)が刻まれ、頭部には、信者による写経一万巻が納められている。
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