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2008/4/9


湧洞湖 Yuudou-ko 

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 湧洞湖(ゆうどうこ)は、北海道の帯広南東の海岸線にある湖。太平洋とつながっており、周囲約12kmの広さを持つ自然の宝庫だ。
 湧洞湖は海、山を一望できる自然に恵まれた湖である。周辺は鳥獣保護区域のため、たくさんの野鳥や水鳥が生息しおり、バードウォッチングにも最適だ。また、湖畔は原生花園で、ハマナスやヒオウギアアヤメなどのピンクや紫の可憐な花々を観察することができる。釣りにも適した湖で、一年を通して釣り人たちで賑わいを見せている。マリンスポーツも盛んで、水上バイクやカヌー等で遊ぶ若者たちの姿が見られる。
 湧洞湖は、豊かな自然の命をはぐくむ、母なる湖である。
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2007/9/18


橋牟礼川遺跡 Hashimure-gawa-iseki 

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 橋牟礼川遺跡(はしむれがわいせき)は、鹿児島県指宿市十二町にある縄文時代~平安時代にかけての遺跡である。国の史跡に指定されている。
 縄文時代は弥生時代よりも古く、縄文土器と弥生土器を使っていた人々は部族が違うのではなく、時代が違うという、今日では当たり前のような事を初めて立証した遺跡として有名である。
 先史時代のポンペイとも呼ばれ、5~6世紀の遺跡とは別に、貞観一六(874)年に開聞岳が大噴火した時の、火山灰で倒壊した建物跡や畑の跡、道の跡など、当時の集落がそのまま眠っている。
 現在、約2ヘクタールが史跡公園として整備されており、8世紀後半頃の竪穴式住居が4棟復元されている。また、貝塚や地層を見学できる展示施設も存在する。
 橋牟礼川遺跡は、古代日本を知ることが出来る貴重な遺跡である。
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2007/8/27


多々良沼 Tatara-numa Tatara-numa Pond

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 多々良沼は、群馬県館林市と邑楽町に跨る沼である。
 面積は約80ha、周囲7km、標高20mの小さい沼であるが、冬になると白鳥が飛来する事で有名な場所である。
 11月中旬から100羽を越える白鳥が越冬の為に飛来し、優雅な姿を沼面に映す。
 四季折々に茜色の夕やけに染まる沼は、時に松風を運び、時に富士山を頂き、見る者に喧噪を忘れさせてくれる。
沼内には桟橋が整備され、ヘラブナやバスの釣り客で賑わう。
 沼畔の多々良沼公園は、130mの藤棚や120本の桜などがあり、春になると花が咲き乱れる。
また、太平記ゆかりの地である浮島弁財天は、沼に突き出るような形に位置している。
 多々良沼は、白鳥の姿も麗しい景観の場所である。
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2007/8/15


八郎潟 Hachirou-gata 

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 八郎潟は秋田県、男鹿半島の男鹿市、潟上市、大潟村などにまたがる湖である。
 元々は琵琶湖に次ぐ大きさを誇る湖だったが、戦後1957年からの開拓事業により5分の4が干拓され、規模が縮小され、1977年に竣工した。
 現在は八郎潟調整池と東部承水路、西部承水路に分かれて存在し、三つを合わせた総面積は48・3平方km。。元は海水の混ざる汽水湖だったが、八郎潟防湖水門が出来たため、現在は淡水湖となっている。
 開拓前はうたせ船、氷下漁業などが盛んに行われていたが、現在、淡水化のため漁獲高は減少している。冬場のワカサギ釣り、バスフィッシングなどには適しており、四季を通じて多くの釣り客が訪れる。
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2007/8/7


モヨロ貝塚 Moyoro-kaizuka 

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 網走市街を流れ、オホーツク海に注ぎ込む網走川の河口左岸の丘陵地帯に「モヨロ貝塚」はある。
 ここは1300年程前に、サハリンなどからオホーツク沿岸に移住してきた先住民族「オホーツク文化人」の最大の遺跡とされ、約3ヘクタールの場所に大きな五角形の住居をはじめとした27箇所の竪穴住居跡があり、国の指定史跡になっている。
 アイヌ文化以前の人々の暮らしは、オットセイやアザラシを狩猟し、それを解体、油を作るなど多くの人々がチームを編成し行っていたことが伺われる。また、骨や牙に彫った動物像、細い優雅な線文様の土器、油を入れていたオホーツク土器などが見つかっている。
 更に青銅の鈴や鐸、帯飾りなども出土され、大陸との交流もあったことが伺える。
 貝塚前に立つ丸太小屋風の建物は「モヨロ貝塚館」で、オホーツク土器や石器、動物の骨格器などや貝塚の地層断面の模型を見る事ができる。
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2007/7/13


美々貝塚 Bibi-kaizuka The Bibi Shell Mounds

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 美々貝塚は、北海道千歳市にある標高20mほどの台地で発見された約6000年前の縄文前期の貝塚だ。
 大正末期にこの近辺で行われた鉄道路線工事の際に見つかった。
 貝塚自体は当時の人たちが採取したシジミやアサリなどの貝殻が同じ場所に捨てられ、積み上げられて出来たものだ。
 それはつまり、この近辺が海のすぐ側であったことを表している。
 この周辺に人々が暮らしていた当時は気温の温暖化により、今よりも海面がずいぶんと高かったのではないかと論じられてきたが、この美々貝塚の発見は、それらを証明する重要な遺跡として知られている。
 直径4m、高さ1.2mにもなる大きな貝塚であるが、北海道内ではもっとも内陸に位置し、ヤマトシジミやアサリなどを中心に14種類の貝類や土器などが見つかっている。
 いうなればここは、6000年前の人々の暮らしが封じ込められた壮大なタイムカプセルなのである。
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2007/6/13


ポロト湖 Poroto-ko Lake Poroto

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 ポロト湖は、北海道の白老町にある湖。
 「ポロト」とは、アイヌ語で大きい沼という意味。ポロト湖の周囲は約4km、面積は約33ヘクタールである。
 この湖は野鳥や希少な樹木や草花の宝庫。周囲にめぐらされている遊歩道を歩けば、鳥のさえずりを聞きながら可憐な花々を楽しむことができる。
 希少種に指定されているミズバショウやエンレイソウも自生しており、昭和五三年には湖を含め周囲一帯が、林野庁から「ポロト自然林休養林」に指定、平成十四年には「遊歩百選」に選ばれた。
 冬に湖が結氷すれば、ワカサギ釣りを楽しむことができる。また、天然のスケートリンクとしても利用でき、家族連れに人気だ。
 ポロト湖は、手付かずの自然が残る、多くの命をはぐくむ母なる湖である。
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2007/6/7


倶多楽湖 Kuttara-ko Lake Kuttara

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 倶多楽湖(くったらこ)は、北海道の支笏・洞爺国立公園特別地域内にある周辺約8km、面積約4・68平方kmのカルデラ湖だ。
 流入・流出する川がなく、水質はきわめて良い。環境庁が発表する公共用水域水質測定では毎年湖沼部門の上位に入り、透明度は摩周湖に次ぐものとされている。
 明治四二(1909)年からはヒメマスの養殖が始まり、ボートを借りてうっそうと茂る大自然を眺めながらヒメマス釣りを楽しむことできる。湖は原生林に囲まれ、あまり人の手が入っていないため、神秘的で静かな湖である。登別温泉街から西側湖岸へ続く観光道路では、運がよければキタキツネの姿を見ることもできる。
 倶多楽湖は、自然の神秘を感じ取れる「やすらぎ」の湖である。
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