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北野廃寺跡は、愛知県岡崎市北野町郷裏にあり、国の史跡に指定されている。
わが国に仏教とともに伝来した伽藍建築法の最も初期のものとされる天王寺式の遺構で、境内は土塁が四方を巡り、東西126.5m、南北146mに及び、壮大な寺院であったことが偲ばれる。
伽藍配置は南大門、中門、塔、金堂、講堂が一直線上に並び、出土品の単弁六葉蓮華文軒平瓦(たんべんろくようれんげもんのきひらがわら)などが創建当時のものと推定されている。塔は法隆寺の五重塔に匹敵する大きさであり、釈迦を供養する塔中心の初期仏教思想の表れだと思われる。
現在、北野廃寺跡は史跡公園として整備されており、その名残りを礎石に残している。
わが国に仏教とともに伝来した伽藍建築法の最も初期のものとされる天王寺式の遺構で、境内は土塁が四方を巡り、東西126.5m、南北146mに及び、壮大な寺院であったことが偲ばれる。
伽藍配置は南大門、中門、塔、金堂、講堂が一直線上に並び、出土品の単弁六葉蓮華文軒平瓦(たんべんろくようれんげもんのきひらがわら)などが創建当時のものと推定されている。塔は法隆寺の五重塔に匹敵する大きさであり、釈迦を供養する塔中心の初期仏教思想の表れだと思われる。
現在、北野廃寺跡は史跡公園として整備されており、その名残りを礎石に残している。
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