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知多半島には多くの古窯が残されており、半島全体で3000基ほどの窯が築かれていたと言われている。その中で阿久比町(あぐいちょう)の西端にあるのが愛知県指定文化財になっている板山長根古窯(いたやまながねこよう)である。
この古窯は昭和五三(1978)年に発掘調査されたもので、一二世紀に作られたあな窯が三基あり、焚口や分焔柱、焼成室の入口などが完全に残っている。どの窯も非常によい状態であり、そのうちの二号基だけが展示されている。この窯は生活雑器を焼いた窯として知られ、現在は窯全体を覆う屋根がつくられている。
ここから焼成の途中で崩れたとみられる山茶碗、小皿などが発掘された。展示されている二号基には山茶碗が詰まったままの状態で残されており、見学が可能となっている。
この古窯は昭和五三(1978)年に発掘調査されたもので、一二世紀に作られたあな窯が三基あり、焚口や分焔柱、焼成室の入口などが完全に残っている。どの窯も非常によい状態であり、そのうちの二号基だけが展示されている。この窯は生活雑器を焼いた窯として知られ、現在は窯全体を覆う屋根がつくられている。
ここから焼成の途中で崩れたとみられる山茶碗、小皿などが発掘された。展示されている二号基には山茶碗が詰まったままの状態で残されており、見学が可能となっている。
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