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2007/10/24


北海道 羽衣の滝 Hokkaidou Hagoromo-no-taki Hagoromo Falls

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 羽衣の滝は、北海道上川郡東川町、大雪山の天人峡に流れ落ちる、北海道を代表する名瀑だ。日本の滝百選にも選ばれている。
 高さ270mから水が滑り落ち、日本第3位の落差を誇る、迫力ある滝だ。断崖を7段に渡って岩肌を伝い落ちるきめ細やかな滝の流れは、その名の通り天女の羽衣を思わせる。
 この滝は、明治三四年頃発見され、当時は夫婦滝と呼ばれていたが、大正時代の文人・大町桂月が天女が羽衣を翻して舞っているような滝の美しさに感銘を受け、「羽衣の滝」と命名したと言われている。
 階段を登れば、上の段の滝を間近で見ることができる展望台がある。優美な水流は、涼感たっぷりである。
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2007/8/24


流星の滝 Ryuusei-no-taki 

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 旭川市内から国道39号線を北見方面に向かい、大雪山国立公園層雲峡渓谷にある滝が流星の滝(りゅうせいのたき)である。
 流星の滝は、90mの落差から垂直に力強く流れ落ち、石狩川へと流れ込む。その勇壮な迫力ある姿から雄滝とも呼ばれる。その雄滝に対して、雌滝と呼ばれる銀河の滝が、流星の滝の左手に見える。
 銀河の滝は落差120mの高さから、層雲峡の柱状節理の岩肌に沿い、水が白糸のように覆いながら流れ落ちてくる。ふたつの滝をあわせて、日本の滝百選に選ばれている。北海道では他に5ヵ所の滝が選ばれている。
 最初、目にする遊歩道からの眺めも迫力があり素晴らしいが、少し登ったところにある双瀑台からふたつの滝を同時に眺めると、層雲峡の自然を身近に感じながら、より見事な滝の姿に出会う事ができる。
 流星・銀河の滝ともに、冬には結氷し姿を変えるが、新緑の頃、紅葉の頃、いつ訪れても見事な姿を楽しませてくれる滝である。
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2007/7/31


ウペペサンケ山 Upepesanke-yama Mt. Upepesanke

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 北海道の雄峰が連なる大雪山系。その最南端に位置するのがウペペサンケ山である。
 標高も大雪山系の中では比較的高く、1848m。険しい山容の多い大雪山系であるが、ウペペサンケのその姿は険しいというよりも雄大といった言葉の方が似つかわしい。
 シーズンになれば、道外からも多くの登山者たちが訪れ、その頂を目指して歩を進める。
 途中にはいくつかのピークとよばれる尾根などの頂上があり、そこから見える壮大な景色や様々な高山植物は、この山の見所でもある。
 また尾根から頂上へ続く稜線がとても美しく、稜線の左右に広がる景色を足元に見ながらの道程は、頂上への歩みを盛り上げてくれる最高の舞台となる。
 山頂を踏みしめた後は麓の糠平温泉でゆったりするのも良いだろう。
 湯船に使って、先ほどまで自分がいた頂を見上げてみれば、また違った魅力が見えてくるかもしれない。
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2007/7/17


忠別沼 Chuubetsu-numa 

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 忠別沼(ちゅうべつぬま)は、北海道上川郡上川町にある沼。日本一の縦走路、大雪~トムラウシなどの大雪山系縦走登山コースの途中にある人気のビュースポットだ。
 忠別沼は、忠別岳を下山する途中の高根ヶ原という台地にある。木道が整備され、縦走の休憩にも最適である。
 忠別沼の水は清らかに澄み渡り、湖面に映る忠別岳が美しい。周辺は高山植物の宝庫であり、初夏にはワタスゲの白く可憐な花で彩られる。夏にはエゾノハクサンイチゲの白い花やシナノキンバイの黄色い花の群落が見られ、「高根ヶ原のオアシス」と呼ばれるにふさわしい幻想的な風景を作り出す。
 
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平山 Hira-yama 

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 北海道のほぼ中央、石狩山地の一つニセイカウシュッペ山に隣接する平山(ひらやま)は、標高が1771mで、大雪山国立公園の表玄関として知られる層雲峡(そううんきょう)の東側、北大雪といわれる一体にある。
 平山周辺では、6月にエゾノリュウキンカ、7月はエゾコザクラやヒメイソツツジ、7月から8月はエゾオヤマノエンドウ、タカネシオガマなどの可憐な高山植物が咲き誇り、自然の奥深さと変化に富んだ原風景が楽しめる。
 また、山頂からは旭岳や武利岳などの大きなスケールの展望が広がり、雄大な北海道を実感する事が出来る。
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北海道 天狗岳 Hokkaido Tengu-dake 

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 北海道のほぼ中央、北見山地の一つに標高1553mの「天狗岳(てんぐだけ)」がある。周りを武利岳(むりいだけ)、天塩岳(てしおだけ)、ニセイカウシュッペ山など数多くの山々に囲まれ、山頂からは大雪連峰を望む事が出来る。
 冬は雪深くなってしまうので一面が銀世界に覆われてしまうが、初夏には新緑の中のそこかしこに、エゾツツジなどの高山植物が可愛らしく咲き、広大な原風景と相まって北海道の自然を存分に満喫させてくれる。
 登山の際には、ニセイカウシュッペ山〜平山〜天狗岳といった連なった尾根を縦走するルートがあり、登山愛好家たちで賑わいを見せている。
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2007/7/13


美唄山 Bibai-yama 

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 雄大な北海道のほぼ中央、夕張岳と芦別岳が連なる夕張山地の北西に位置する「美唄山(びばいやま)」は、標高986・9mと決して高い山ではないが、山頂からは東に夕張山地や十勝連峰、さらに遠くには大雪山、そして西に樺戸連山などの山々を360度の大パノラマで楽しむ事が出来る。
 この山は測量の際に基準となって、必要になる一等三角点が置かれている事もあり、登山愛好者が良く訪れる。これは、置かれている山を踏破しようという愛好家が多いからである。登山道は北側にある奈井江町の不老の滝から登る奈井江コースと美唄市の美唄ダムから登る美唄コースの2本が開かれている。
 季節によって、色とりどりの花々や動植物を楽しみながら大自然を満喫すれば、心がきれいに洗われ、命の洗濯が出来るはずだ。
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2007/7/11


暑寒別岳 Shokanbetsu-dake 

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 北海道北部にある増毛山地。1000mを超える標高を持つ山が連なる山地にあって、その主峰であり最高峰でもあるのが暑寒別岳(しょかんべつだけ)だ。
 標高は1491m。登山道は3ルートあるがどれも長行程で、それなりに気合を入れて挑まないと、なかなかその頂を踏ませてはくれない。
 それでも、この山には毎年、多くの登山者が訪れる。
 「原始の山」という別名を持つこの山の魅力は、なんといっても種類豊富な高山植物と、頂上からの絶景であろう。
 長い行程を楽しませてくれるシマギキョウやミヤマキンバイなどの花々。そしてその締めくくりとなるのが、広大な丘状の山頂台地に咲き誇るお花畑である。
 そんなメルヘンな世界を通り過ぎれば、最後のご褒美、頂上からの絶景が待っている。
 晴れた日には遠く大雪山系や羊蹄山、眼下には雨竜沼湿原が広がる大自然を堪能できるだろう。
 北海道に今も息づく、原始の大パノラマがどこまでも広がっている。
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