NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/14


五色ヶ浜 Goshikiga-hama 

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 日本海に突き出た能登半島の先端付近、いわゆる奥能登の珠洲郡内浦町にあるのが五色ヶ浜だ。
 周辺には悲恋伝説が残る恋路海岸や赤茶色の岩礁が連なる赤碕海岸などもあり、日本海の美しい海岸の続くスポットでもある。
 一日に五回、砂の色が五色に変化するという言い伝えが残っており、それがこの浜の名の由来となっている。
 遠浅になっていることもあって打ち寄せる波は非常に穏やかで、透明度の高い奥能登の海の美しさと相まって、砂浜の白さがいっそう際立っている。
 浜そのものは海水浴場にもなっており、シーズンになれば海水浴客で賑わいを見せる。
 また、シーズンを過ぎても、この静かで美しい海岸は、絶好の夕陽のスポットになる。
 日本海の水平線へと沈み行く、赤く燃える落日は、白い砂浜を一時だけ、赤い絨毯へと変貌させてくれるだろう。
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2008/5/12


能島城跡 Noshima-jou-ato 

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 能島城跡は、宮窪港沖合の浮かぶ周囲720mの島である。応永二六(1419)年、村上雅房(むらかみまさふさ)が築城したと言われる。
 能島村上水軍の中枢本部として栄えていたが、天正一六(1588)年、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の海賊禁止令により、村上氏が九州へ移り無人島になったとされる。
 島全体が海城だったが、現在は船溜り跡の石塁を残すのみとなっているという。
 能島の隣に位置する小島鯛崎島との間にある岩礁の上には、大かがりな桟橋防材の跡や、干潮時には丸い柱杭の穴が無数に残っているのも見られる。
 春には桜が島全体を埋め尽くすほどに咲き乱れ、桜の名所としても有名である。普段は交通手段がないので、カレイ山展望公園から望むだけだが、桜まつりの2日間だけはシャトル運行の船便が出て賑わうという。
 現在は、国指定史跡になっているという。
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2008/4/16


鴨ヶ浦 Kamogaura 

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 鴨ヶ浦(かもがうら)は、石川県輪島市の輪島崎突端に位置する海岸である。
 輪島港の近くにあり、波の静かな袖ヶ浜に隣接した、海蝕による白い奇岩が連なる岩礁地帯となっており、東西400m、南北150mに渡って広がっている。
 海中に浮遊する植物性プランクトンが、冬の日本海の荒波にもまれて発生した粘液によって、石鹸状の白い泡を作り出す「波の花」の発生ポイントとしても知られ、その荒波によって生まれた様々な奇岩が点在している。また、そうした奇岩を利用した海水プールも設けられている。
 水の透明度も高く、波の穏やかなときであれば泳いでいる魚や磯に生きる様々な生物を間近に観察することもできる。
 すぐ近くに建つ竜ヶ崎灯台からは、日本海から立ち昇る輝く朝日、そして水平線を赤く照らしながら沈み行く夕陽と、一日に二度も絶景に立ち会うこともでき、磯の楽しみと共に景色も堪能することができる絶好の場所となっている。
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