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2008/4/16


植木鋏 青影 200mm Ueki-basami Aokage 200mm 

Jp

 植木鋏「青影(あおかげ)」は、少し小ぶりの使いやすい、本格派の安来青鋼(やすきあおはがね)を使用した植木鋏である。
 安来青鋼は、クローム、タングステンを含むため、熱処理の時に安定感を増し、切れ味が良く、耐久性が高い。
 この商品は、切れ味が落ちても、研ぎなおす事によって、末永くいつまでも使用出来る。
 「青影」は、感触調整の簡単なネジタイプを採用しており、刃の背部分を曲面に加工する事で、枝の間などの狭い所の作業にも使いやすい。
 さらに、はがね堂加工によるオーバーミラー研磨により、はがねの性能を最大限に引出している。
 「青影」は、小ぶりである為に使いやすい、全長200mm、刃渡り65mmの、バツグンの切れ味を誇る植木鋏である。
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2008/4/15


携帯銘木箸ケースと銘木箸のセット Keitai-meibokuhashikeesu-to-meibokuhashi-no-setto 

Jp

 銘木工芸で知られている、「山匠」(やましょう)の丹精込めた、手作りの銘木箸と携帯銘木箸ケースのセット。
 貴重な銘木から一つ一つ削りだして造り上げた、職人の腕が活きる携帯用ケースで、削りだしのため、長年愛用しても木目はそのままに、味わいと艶さえ出てくる品である。
 木質を選ぶ事が出来るようになっており、黒檀は非常に重く硬い材で耐久性に優れ、紅紫団は暗紫紅色で質硬く木目が美しく、黒柿は重硬で肌目は緻密であり、他にウェッヂ、樫、えんじゅ、栓、かえで、栗、たも、柿など、多種多様な品揃えを誇る。
 携帯銘木箸ケースと銘木箸のセットは、屋外での食事を一段とおいしく、楽しくする事が出来る、1本1本丹念に削り、磨き上げた食卓の芸術品である。
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2008/1/24


人吉・球磨家具 Hitoyoshi Kuma-kagu 

Jp

 自然豊かな人吉・球磨(ひとよし・くま)地方は、木材が豊富で、昔から木工業が盛んな地方として知られている。
 この地方に、釘に頼らず、鉋と鋸とノミだけで木材を組んで仕上げる、剣留工法と呼ばれる木組工法が昔から伝わっている。剣留工法は指物工法とも呼ばれる、中国から伝えれた工法である。
 良質な一枚板を使用し、特殊な形に加工した木口を組んで作られる人吉・球磨家具は、外観がすっきりとして、がっちりと耐久性のある、重厚な趣の家具に仕上がるという。
 剣留工法は寸法取りの精度が肝心となるため、高い技術が必要とされているが、長く使い続けて欲しいという思いから、今も職人達よってその伝統は受け継がれている。
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2007/11/29


日向剣道防具 Hyuuga-kendou-bougu 

Jp

 日向剣道防具(ひゅうがけんどうぼうぐ)は宮崎県が誇る伝統工芸品の一つである。
 剣道防具の詳細は面、胴、甲手(こて)、垂(たれ)である。江戸時代中期に日向でも製造されるようになった。
 このことは剣道にも変化を与え、それまで「型」中心の稽古であったのが、以後は「竹刀打ち」の稽古へと変わっていった。
 日向剣道防具はすべてが手造りであり、多くの手の込んだ作業が必要である、また、同時に高い耐久性と優れた機能性が常に要求され、特に面作りと甲手作りには細心の心と高度な熟練の技が必要とされている。現在では日向剣道防具は伝統工芸としても国内だけでなく海外からも高い評価を得ている。
 現在でも日向剣道防具は全国一の出荷量を誇っている。
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2007/10/31


土佐打刃物 Tosa-uchihamono 

Jp

 土佐打刃物(とさうちはもの)とは、高知県の香美市(かみし)に古くから伝わる工芸品である。
 鎌倉時代後期の徳治元(1306)年、大和国より移り住んだ刀鍛冶の五郎左衛門吉光派が土佐打刃物をつくったのが始まりで、室町末期まで繁栄した。戦国の乱世では需要に応じ、武具や刀剣をつくっていた。
 天正一八(1590)年、豊臣秀吉の小田原攻めに参戦し、土佐一国を統一した長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)は、佐渡から刀鍛冶を連れて帰り、これが刃物の産地としての始まりとなった。「長宗我部地検帳」には、三九九軒の鍛冶屋が存在していたことが記録されている。
 本格的な生産が始まったのは元和七(1621)年で、土佐藩の財政復興として新田開発などの振興政策を受け、農林業用打刃物の需要が一気に拡大した。
 土佐打刃物は刀鍛冶から習得した技術で鎌や鉈、のこぎりなど農山林具を中心に発達した。切れ味がよく耐久性があり、研ぎやすいことで知られ、全国有数の刃物産地として高い評価を得ている。
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2007/5/25


アイヌ 樹皮衣 Ainu Juhi-i Ainu Bark-Fiber Cloth

Jp En

 アイヌの樹皮衣(じゅひい)は、北海道アイヌの伝統的な布の事であり、この布を使って仕立てた衣装の事でもある。
 アイヌの代表的な、最も身近な衣服であり、アイヌ語からアットゥシ、厚司織などとも呼ばれる。
 オヒョウなどの木の内皮にある繊維を元に作った素材を、機にかけて織った織物であり、衣服として作られる事が多い。
 無地よりも、木綿太糸を織り込んだものの方が、貴重な木綿糸を加えた分だけ上等とされた。
 アイヌの中でも、北海道アイヌが主に用いたものである。
 アイヌの生活の場で着られたほか、18世紀後半には本州へ大量に運ばれ、耐久性に優れ織目も細かい布として、日本各地で反物や衣装として利用された。
 現在でも樹皮衣は、北海道各地で工芸品として制作されている。
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2007/5/10


加賀象嵌 Kaga-zougan 

Jp

 象嵌(ぞうがん)とは、工芸品の装飾技法のひとつで、金属・陶磁・木材などの表面に模様を彫り、そのくぼみに金・銀・貝など他の材料をはめ込むもの。石川県の金沢では、400年以上の歴史がある伝統工芸である。
 起こりは江戸時代。加賀藩2代藩主・前田利長が装剣技術を開発するために京都から金工宗家後藤3代琢乗を招いたのがはじまりだ。
 加賀象嵌はもともと刀や馬具に用いられたが、中でも鐙(あぶみ・乗馬の際の足を乗せる装具)は耐久性、デザインともに優れ、天下の名品と呼ばれたとか。
 加賀象嵌は、打ち込まれた紋様が衝撃を受けても剥脱しづらい。加えて、草花や虫などのモチーフを華麗に表現する意匠が素晴らしい、きらびやかな光沢を放ちながらも品格のある繊細な逸品だ。現在も床の間の置物や装飾品、花瓶、香炉などが作られ、伝統工芸として受け継がれている。
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2007/4/4


讃岐装飾瓦 Sanuki-sousyoku-gawara 

Jp

 香川県の伝統産業で、瓦材を使って装飾されたもの。
 県内の各地では、奈良時代からの窒跡が多く残る。当時の装飾瓦は「鬼瓦」など、魔除けのものなどはかなり古くから作られていたとされている。
 江戸後期には、「瓦」自体が民家の屋根にも普及しはじめた。それに伴い、「装飾瓦」も多種多様のものが作られるようになった。
 讃岐でとれる「粘土」はきめが細かく、適度な粘りが特徴で、その恵を受け、熟練した技術を飛躍させる源となった。
 「いぶし瓦」「粕築瓦」とよばれる「讃岐瓦」は美しさ、耐久性、経済性に優れる。その特性で作られる「讃岐装飾瓦」は、家紋瓦や鬼瓦、社寺仏閣などの装飾など、幅広く利用されている。
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