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2008/11/4


婿投げ・墨塗り mukonage-suminuri 

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 「婿投げ・墨塗り(むこなげ・すみぬり)」は、新潟県十日町の松之山温泉で毎年1月15日におこなわれる小正月の慣わしである。
 婿投げは、前年に松之山の娘を嫁にもらい結婚した婿を、松之山の若い衆が背負って、高さ5メートルある薬師堂前の崖の上から放り投げるという儀式である。
 昔の略奪結婚の名残だといわれ、村の娘をよそ者に奪われた青年たちの腹いせから始まったものだと伝えられている。
 転げ落ちて積もる雪から這い出す婿を嫁が助けるのは、二人の絆がより深くなるような願いがこめられている。
 婿投げが終わると、墨塗りが始まる。
 正月飾りや門松などを積み上げたものを焼き、疫病や邪悪なものの侵入を防ぐという塞の神(さいのかみ)の行事である。
 人々に福みかんが投げられ、塞の神への火入れが始まる。燃え尽きた後、残った灰に雪を混ぜて墨をつくり、おめでとうと言い合いながら顔に墨を塗りあい、無病息災を願う。
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松之山の棚田 matsunoyamano-tanada 

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 新潟県十日町の旧松之山町周辺には、棚田(たなだ)と呼ばれる水田の集まりがある。
 棚田とは、山腹などの自然の傾斜を利用し、階段状に作られた細長い谷にある水田のことをいい、全国各地に存在している。
 松之山は山間地にあり、平地が少ないために、人々は山を切り開いて階段状に水田を形成して耕地を増やしていった。冬は豪雪地帯となるため、豊富な雪解け水によって米作りに欠かせない水も十分得ることができた。
 棚田の作り方は、傾斜を土で固めた「土坡(どは)」と「石積み」の二つがあり、東日本一帯は土坡を用いて築造されている。
 美しい棚田の風景は、まるで桃源郷を思い起こさせるような幻想的な世界である。
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2008/9/26


塩沢紬 Shiozawatsumugi 

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 塩沢紬(しおざわつむぎ)は、新潟県南魚沼市塩沢に伝わる民芸品であり、国の伝統的工芸品に指定されている。
 この地方の麻布が正倉院に保存されており、奈良時代には既に着物の産地であったことが伺える。この麻織物の技術技法を絹織物にとり入れた織物が塩沢紬で、江戸時代に織り始められた。
 本塩沢と並んで塩沢織物を代表する品であり、国の重要無形文化財に指定されている麻織物「越後上布」の技術を絹織物に応用して誕生した織物とされる。
 材料は、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸で、蚊絣と呼ばれる十字絣や亀甲絣により独特の上品さと落ち着きを備える。結城紬に似た風合いを持ち、暖かである。生産反数が非常に少ないため幻の紬とも言われる。
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2008/9/22


竹之内草庵 Takenouchi-souan 

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 竹之内草庵(たけのうちそうあん)は、新潟県上越市五智の五智国分寺(ごちこくぶんじ)境内にある史跡である。
 五智国分寺は、天平一三(741)年に創建され、永禄五(1562)年、再建された天台宗の越後国分寺の通称で、本尊は大日、薬師、宝生、阿弥陀、釈迦の五如来で、五智如来と呼ばれている。
 承元元(1207)年、弾圧により、親鸞は越後の国に流罪となった。当時、越後国分寺住職は親鸞と友人であったので、境内の五仏のそばに草庵を結び、親鸞に住んでもらった。その草庵は竹林に囲まれていたので、竹之内草庵と呼ばれるようになったという。
 境内には草庵の跡を示す竹之内草庵跡石碑、親鸞が鏡ヶ池に写った姿を自ら刻んだと伝えられる親鸞聖人座像が安置された、親鸞堂が存在する。
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2008/8/25


乙宝寺 三重塔 Oppou-ji Sanjuu-no-tou 

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 乙宝寺(おっぽうじ)は、新潟県胎内市中条町乙にある真言宗智山派の寺である。本尊は大日如来。
 天平八(736)年、聖武天皇の勅命によって行基菩薩、婆羅門(ばらもん)僧正らが北陸一帯の安穏を祈り開山したと伝えられる。「今昔物語」や「古今著聞集」にも登場する、新潟県屈指の古刹である。
 三重塔は、十四世紀中に建設され、元和六(1620)年、村上城主村上忠勝によって再建、完工された塔である。造りは三間三重で、その屋根は本瓦葺になっている。高さは24.2mで、本尊として普賢菩薩像を安置しており、国の重要文化財に指定されている。
 乙宝寺の三重塔は、紅葉との組み合わせも美しい、純和様の寺院塔婆である。
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2008/8/13


五十沢渓谷 Ikazawa-Keikoku 

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 五十沢(いかざわ)渓谷は、新潟県南魚沼市清水瀬に広がる景勝地である。
 しゃくなげ湖(三国川ダム湖)の上流にある約6kmの渓谷で、湖の周りには幾重もの沢が連なるのが特徴とされる。
 日本百名山のひとつである巻機山や、金城山、中ノ岳といった美しい山々に囲まれ、今も豊かな自然を残している山である。
 春の山菜からはじまり、夏の川遊び、秋はきのこ、モミジ、ナナカマド、ブナ、カエデを楽しむことができる。特に秋は、視界が紅葉で埋め尽くされて、圧倒されそうなほどの迫力である。
 登山や釣り、キャンプなどに利用され、多くの人たちに癒しを与えてくれる。近隣には、岩肌を撫でるように流れる美しい「虹の滝」が勇姿を魅せる。
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2008/8/1


佐渡 たらい舟 Sado Tarai-bune Sado Tarai-bune (Tub Boat)

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 佐渡のたらい舟(たらいぶね)は、新潟県佐渡市に伝わる伝統的な漁船である。
 たらい舟は、日本の沿海で使われている船の中でも大変珍しい舟と言われている。
 小木半島に伝わるたらい舟は、昔の大事な嫁入り道具であり、岩礁と小さい入江が多い小木海岸では、小回りのきくたらい舟でのワカメ、サザエ漁が昔から行われていた。
 洗濯桶を改良したたらい舟が考案されたのは、明治時代初期の事で、現在でも漁に活躍している。
 また、小木港には観光用のたらい舟があり、実際に乗ったり漕いだりすることもできる。
 操作は、T字型のカイをまっすぐ立て、目標の一点を決めてカイの先で8の字を描くつもりで漕ぐ。
 佐渡のたらい舟は、地元特有の地形に合致した、実用的な伝統漁船である。
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2008/6/30


平林城 Hirabayashi-jou 

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 平林城(ひらばやしじょう)は新潟県岩船郡神林村平林に位置する中世時代の居城跡である。別名加護山城(かごやまじょう)とも呼ばれている。
 築城年は不明であるが、一四世紀頃の南北朝時代に存在した。最初は南朝派の豪族平林氏の居城であったが、のちに北朝派の色部氏が制圧した。
 慶長三(1598)年に上杉景勝の会津移封により廃城となり、周囲の人口も激減したため風化していった。
 数多くの遺構が残っており曲輪、堀切、土塁、空堀、虎口、馬洗い、首切り清水などが発掘されている。
 中世史を理解する上に重要な史跡として、昭和五三(1978)年、国指定の史跡名勝記念物となった。
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