NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/10/24


中海 nakaumi 

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 中海(なかうみ)は、島根県松江市、安来市、八束郡東出雲町から鳥取県境港市、米子市にまたがる、面積86.2平方km、周囲105kmの天然湖である。
 全国第5位の広さを有する湖で、大山隠岐国立公園と隣接して雄大な景観をつくりだしている。
 幅600mほどの自然の水路により日本海と結ばれた汽水湖のため、海水と淡水の両方の魚が生息しているのが特徴である。
 湖岸には浅瀬やヨシ原が発達し、南には穀倉地帯の米子平野が広がり、西は大橋川を介して宍道湖とつながっている。
 日本有数のガンカモ類の越冬地として知られ、毎年約5万~7万5千羽が越冬する。また、コハクチョウも千羽以上飛来し、列島南限の集団越冬地となっている。
 中海は、豊かな自然に彩られた、渡り鳥が集う景勝地である。
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2008/10/21


屈斜路湖 kussharo-ko 

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 北海道の東端、川上郡弟子屈町にある屈斜路湖(くっしゃろこ)は、周囲57km、面積79.3平方kmの自然湖である。全域が阿寒国立公園に属している。
 日本最大の屈斜路カルデラの中に横たわるほぼ円形をなす巨大なコバルトブルーの湖で、その大きさは国内で6番目、カルデラ湖としては日本最大の広さを誇る。
 湖の周りから小さな川が流入し、南端から釧路川が流れ出している。屈斜路の名は、その釧路川が流れ出す付近にあった「クッチャロ」という名の集落からきている。クッチャロとは、アイヌ語で喉や口、流れ出口を意味する。
 湖心に浮かぶ中島は、周囲12km、面積5.7平方km。淡水湖にある中島では日本一大きい島で、湖を望む3つの峠に立つと、眼下に雄大な原生林に囲まれた湖を見下すことができる。
 昭和一三(1938)年、屈斜路地震で湖底から硫黄が噴出し酸性度が上がって魚類はほぼ全滅したが、その後酸性度は低減され、近年では十種類程の魚が見られる。
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2008/9/8


田沢湖 Tazawako 

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 田沢湖(たざわこ)は秋田県仙北市にあるカルデラ湖で水深は423.4メートル、日本で一番深い湖である。カルデラ湖は火山活動で出来た大きなくぼみが湖となったものであるが、この湖がいつ頃にできたものかはまだ判明していない。
 田沢湖の名称は明治に入ってから定着したもので、それ以前は田沢の潟、辰子潟などと呼ばれていた。これはアイヌ語で「盛り上がった円頂の丘」を意味するという説もある。
 湖面は瑠璃色に輝き、幻想的な雰囲気を漂わせている。あたりは、桜の風景、新緑の風景、紅葉の風景、白銀の風景と四季を通じて印象深い景色を造りだしている。水上には近くの山にうまれたといわれる伝説のおとめ、金色のたつこ像が輝いて建っている。
 東北に位置しながら、田沢湖は冬でも水温4度の凍らない湖としても有名である。
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2008/7/7


伊奈ヶ湖 Inagako 

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 伊奈ヶ湖(いながこ)は、山梨県にそびえる櫛形山の東麓にある県民の森の中に佇む湖である。
 標高900mの高地に位置する湖で、北伊奈ヶ湖と南伊奈ヶ湖の二つの湖の総称となっている。
 北伊奈ヶ湖は、周囲400mほどの天然の池を改修して発電用貯水池とした人造湖で、南伊奈ケ湖は周囲500mほどで、灌漑用の貯水池として開発されたものだ。
 どちらも現在はその役目を終え、櫛形山の豊かな緑の中に静かに佇んでいる。
 周辺にはヒノキが生い繁り、アスレチック施設や公園も整備されており、北はエメラルドグリーン、南は青みがかったグリーンの美しい湖面には観光客のボートが穏やかに浮かぶ、県民の憩いの場所である。
 その標高から甲府盆地を見下ろす景観や富士の雄峰などを楽しむこともできる。
 また、湖の周囲には、水面にせり出さんばかりの緑があふれ、秋になれば湖の深いグリーンと紅葉の鮮やかな赤の配色が魅せる美しさを堪能できるだろう。
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2008/7/2


菖蒲池 Shoubuike 

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 菖蒲池(しょうぶいけ)は、山梨県の雄峰櫛形山(くしがたやま)の山麓一帯に広がる県民の森にある湖だ。
 同じく県民の森内にある南伊奈ケ湖の南に位置する0・4haほどの小さな人造湖で、標高およそ900mの高地にある。
 南北伊奈ヶ湖と立沼、桜池とともに「櫛形五湖」の一角を成している。
 その名のとおりアヤメの群生があることで知られ、二万株ともいわれるアヤメが、五月下旬から六月中旬の季節にカキツバタの群生と共に見ることができる。
 湖畔には湖を一周でき、南北伊奈ヶ湖にも通じている遊歩道や公園、アスレチック施設が整備されており、山梨県民の憩いの場所として親しまれている。
 また、南北伊奈ヶ湖と共に白鳥が飛来する湖であり、周囲は櫛形山への登山道である「中尾根登山道」と「北尾根登山道」の基点となっており、一年を通じて訪れる人の多い場所である。
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2008/6/12


なめり湖 Nameriko 

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 三重県松阪市嬉野森本町にある「なめり湖」は、一志(いちし)南部用水の水源として造られた灌漑用水専用のダムである。
 現在では合併され松阪市となっているが、約五〇年前、この一帯は一志郡という地名であった。一志郡中原村、米之庄村、阿坂村、伊勢寺村一帯には平坦で広い肥沃な耕地があった。ところが、水源が溜池のみであったことから、時には水をめぐって争いさえ起こるほどの深刻な水不足に悩まされていたといわれている。
 水不足解消のため、中村川の支流である滑川(なめりがわ)を堰き止め、用水地を建設する構想が持ち上がり、昭和一四(1939)年に調査が始まった。しかし太平洋戦争のため計画は一時中断、昭和二八(1953)年から再度着工され、昭和四八(1973)年にようやく完成した。
 灌漑面積七五〇haのなめり湖は、用水池としての役割を充分果たしながら、周辺には散策コースが設けられ、春には桜並木が美しい市民の憩いの場にもなっている。
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2008/5/14


長節湖 Cyouboshi-ko Lake Choboshi

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 長節湖(ちょうぼしこ)は、北海道豊頃町の大津漁港のすぐ近くにある、淡水と海水が混ざり合う鹹水(かんすい)湖である。
 周囲は約5kmほどで、すぐ側の太平洋とは幅の狭い砂丘で隔てられている。
 湖の名はアイヌ語で「自ら川尻がはじけるところ」という意味の「チ・オ・プシ・イ」に由来するといわれ、これは湖の水位が高くなると自然に湖尻が破れ、太平洋とつながることによるものであるという。
 湖周辺は針葉樹と広葉樹に囲まれた緑豊かな場所であり、湖も含め、野付風蓮道立自然公園の一部となっている。また、湖と太平洋を隔てる砂丘一帯の植物群は、昭和三八(1963)年に北海道の天然記念物に指定され、春から初秋にかけてハマナスやエゾカンゾウ、ムシャリンドウなどの花々が咲き誇る。
 湖畔には両国三十三観音霊場を含む四五体の観音像が安置された遊歩道やキャンプ場も整備されており、冬はワカサギ釣りや氷上ヨットなど、一年を通して楽しめる湖となっている。
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2008/4/25


まりも Marimo 

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 北海道釧路市の阿寒湖をはじめとした、湖の底に生息する植物を「まりも」という。
 阿寒湖のまりもは、明治三〇(1897)年、現在の北海道大学で当時の札幌農学校本科生であった川上農学博士により発見された。
 湖の底で、じゅうたんのような平な状態で繁殖していた藻が、湖水の緩やかな流れにより、小さな藻がからまって球をつくりあげたものと考えられたことから「毬藻(まりも)」と名付けられた。
 まりもは緑藻植物のシオグサ科に属する。繁殖方法や成長過程には多くの謎があり、貴重な植物として世界でも注目されている。阿寒湖のものほど見事な大型球形をつくりだしているものは、世界でも類がないといわれている。
 現在阿寒湖では二カ所、数一〇メートル四方にだけ生息しており、大きいものでは直径三〇センチメートルほどのものもある。まりもの推定年齢は、直径約六センチメートルあるもので一五〇~二〇〇歳といわれている。
 大正一三(1924)年に天然記念物、昭和二七(1952)年に特別天然記念物に指定された。
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