NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/2


耳掻き Mimikaki 

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 「耳掻き(みみかき)」は耳の穴を掃除すること、またはその道具を指す。
 木製や金属製、プラスチック製など様々な材質の耳掻きが作られているが、日本では昔から適度な弾力性を持つ竹が材料として使われている。
 耳の穴も人によって違うため、匙(さじ)またはへらと呼ばれる掻き出し部のカーブやサイズなど、微妙な調整には職人技が必要だが、木は加工に適しており、曲げや切削といった加工方法によって形作られている。
 日本では簪(かんざし)が耳掻きの原型という説もある。
 簪の先端をさじ状にした耳掻き付簪を発明したのは、高橋図南(たかはしとなん)という学者で、江戸時代のことであったと伝えられている。
 耳掻きは、昔から人々にとって馴染み深い必需品であるようだ。
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2007/6/25


ペテガリ岳 Petegari-dake Mt. Petegaridake

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 北海道・日高山脈。その襟裳岬まで延びる連峰の一角を成すのがペテガリ岳だ。「日高一の秀峰」「遥かなる山」とも言われ、日本二百名山にも数えられている。
 頂までの高さは1736m。登山道は東西の尾根にあり、頂を目指す登山者たちをペテガリ山荘が出迎えてくれる。
 冬ともなればあたり一面は雪に覆われ、とても人が入れるような環境ではなくなるため、登山は主に夏場がシーズンとなる。
 その道のりは険しく、特に東側のルートはカールとよばれる円形にくぼんだ谷を3つも乗り越え、何度も尾根を上り、そして下っていくことの連続となる。
 しかし、それでもなお、シーズンになれば多くの登山者たちが、この岳を目指してやってくる。
 例え足が棒のようになろうとも、その頂にたどり着けば、どうして訪れたくなるのか、という理由も見えてくるかもしれない。
 耳を澄ませば、ナキウサギの声が聞こえてくる。
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2007/6/12


シラルトロ湖 Shirarutoro-ko Lake Shirarutoro

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 シラルトロ湖は、北海道東部にある日本最大の湿原、釧路湿原の北方に位置する湖だ。
 もともと、釧路湿原全体がおよそ一万年前は海だったことから、このシラルトロ湖はその海が後退する際に海水が残って出来た、海跡湖であるといわれている。
 周囲7.5km、最大深度2.3mと比較的小さく浅い湖だが、ここは鳥類の楽園でもある。
 四季折々、様々な鳥たちが訪れ、バードウォッチングにも適した場所だ。真冬でも湖面が凍らない箇所がいくつかあり、そこに白鳥やオオワシ、丹頂などの鳥たちが集まってくる。
 周辺にはキャンプ場やペンションもあり、湖に残る大自然の姿やそこに集まる鳥たちを心行くまで堪能することが出来る。
 また、冬には「御神渡り」が出来ることでも知られており、運がよければ湖全体に響き渡る、神々の足音を聞けるかもしれない。
 御神渡りを見た後は、暖かいペンションで湖に沈み行く夕陽を見ながら、遠くから聞こえる丹頂の鳴き声に耳を傾ける。そんな冬の一日はいかがだろうか。
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2007/5/29


能面 般若 Noumen Hannya Noh Mask Hannya

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 能面(のうめん)とは、能楽に用いる仮面である。
 般若(はんにゃ)は、嫉妬に苦しみ訴える女を表現している。彩色によって3種類に分類され、役柄によって違う。
 白は上品で控えめに表現され、葵上など高貴な女の嫉妬を表す。赤は中品で道成寺を、黒は下品で完全な鬼に近い安達原を表している。いずれも、耳まで裂けた口で泣き怒った恐ろしい表情の面である。
 恨みの復讐の敵愾心を芸術化したものともされている。
 本来、般若は仏教用語で、その漢訳語「智慧」の同義語であるが、般若の面との関係は薄い。
 一説には、般若坊という僧侶が作ったところから名がついたとも、般若心経で心機一転する怨霊から、とも言われている。
 般若は、能の「葵上」「道成寺」「安達原」「黒塚」などに使用される女の嫉妬の能面である。
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谷川岳 Tanigawa-dake Mt. Tanigawadake

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 谷川岳(たにがわだけ)は、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の境の三国山脈にある、標高1977mの山である。日本百名山の一つに選ばれている。
 清水峠から茂倉岳、一ノ倉岳から万太郎山、平標山、三国峠までを結ぶ谷川連峰の中心的存在にあたり、オキノ耳・トマノ耳の2つの頂上を持つ。
 その地理的特性から、北西の季節風が多くの積雪をもたらし、冬には豪雪が降る。
 初夏から夏にかけては高山植物が咲き誇り、あちこちに花畑が出現する。9月初旬、山頂付近のナナカマドが赤く染まると間もなく紅葉が始まり、10月の紅葉の時期には夏以上に登山者が訪れる。
 谷川岳は、厳しい自然を持つ日本有数の峻険である。
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2007/5/22


山梨 塩沢寺 Yamanashi Entaku-ji 

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 塩沢寺は山梨県甲府市湯村に位置する真言宗智山派の寺院である、山号は福田山。
 大同三(808)年、弘法大師空海がこの地に霊験を感じ地蔵菩薩を彫り、安置したのが始まりとされ、天暦九(955)年に空也上人の手により開山された。
 本尊は石造地蔵菩薩座像、本殿の地蔵堂は国の重要文化財に指定されている。
 境内には舞鶴の松と言われる県指定の文化財や、日本最北端と言われる白樫の自然林が広がり、美しい緑を見せている。
 毎年2月13日の午後0時から14日の午後0時までの24時間、厄除け地蔵尊祭が行われる。地蔵菩薩がこの日一日だけ耳を開いて願いを聞くと言われ、十万人もの人が訪れ賑わう大祭である。
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2007/5/11


ubushina(うぶしな) ubushina Ubushina

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 自分が生を受けた土地のことを、古語で産土(うぶすな)と呼ぶ。「うぶしな」はその同意語で、デザインディレクター立川裕大率いる株式会社t・c・k・wが運営するプロジェクトの名称。
 ubushinaは、優れた職人の技術を建築家やデザイナーに紹介し、プロジェクトの全体像の構築や商品企画の立案など技術が商品になるまでをマネジメントする。全国各地の職人の工房や工場を訪ね、その卓越した技術をどのようなプロダクツに活かせばよいのかを練る一方で、建築家やデザイナーの要望に耳を傾け、プロジェクトの全体像を戦略的に描き、最終的に技術やデザインが機能する環境を整えていく。
 注目すべき点は、漆や鋳物、金箔や竹細工など、日本の伝統工芸や職人の手仕事に新たな価値を見出そうとする姿勢だ。職人の技術とデザインを融合し、現在に通じる新しい価値を宿した商品を創造しようとしているのである。
[→より詳しい記事を見たい方はこちら]
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2007/5/2


讃岐獅子頭 Sanuki-shishigashira 

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 お正月や神仏の祭礼に登場する獅子頭。その歴史は古く、応神天皇のころに中国から伝来し、奈良東大寺の大仏開眼供養でも使われた伎楽面に由来するといわれている。やがて獅子舞のように、人がかぶって踊りながら五穀豊穣を祈願する御祭りなどに使われるようになった。
 讃岐獅子頭は、明治時代に創案され、あご、耳、取っ手など一部を除いて張子の手法によりつくられる。毛はモンゴルの馬毛である。
 粘土細工や木の型に和紙を貼り重ね、各パーツを型抜きしたのち、糊、漆などで素地を作り、目や鼻をくわえてさらに装飾し完成となる。乾漆つくりのため、軽くて丈夫。また、耳と口は、激しい動きに耐えられるように仕上げられている。
 今では、県内はもちろん全国からの注文を受け、一つ一つ手作りで、約一年かけて作り出され、その地の祭りのために送り出される。
 そして、毎年祭りの後に修理に戻ってくる讃岐の獅子頭たち。
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