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2008/3/31


柳沢の焼け八幡 Yanagisawa-no-yake-hachiman Yakehachiman in Yanagisawa

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 「柳沢の焼け八幡(やなぎさわのやけはちまん)」は、宮城県加美郡加美町の柳沢地区に六〇〇年前から伝わるとされている、小正月行事である。祭りは一月一四日・一五日と、二日間に亘って行われる。
 一四日夕方、若者たちが八幡神社に集まり、神社の前に藁と竹竿で小屋を作り、木に吊した一二束の藁灯ろうで、その年の天候を占うという。
 翌日早朝、若者衆は集落を訪れ、家々を回って、嫁や女性の顔に「かまどの炭」を塗りつける。これは神の加護を願うとためだといわれている。そして空が明るくなり始めたころ、藁と竹で作った小屋を燃やし、当年の作柄を占う。
 県の無形民俗文化財に指定された、地方色豊かなこの行事は、五穀豊穣・防火・家内安全を祈願して毎年行われ、受け継がれている。
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2008/3/25


注連飾り(島根、山口) Shimekazari(Shimane,Yamaguchi) Shimekazari (Shimane, Yamaguchi)

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 中国地方の一部の注連飾り(しめかざり)には、紙垂(しで)や、橙(だいだい)などと一緒に、赤唐辛子が飾られているものがある。
 唐辛子は、古来より世界の各地で「魔除け」として用いられることが多い。玄関に吊るすことで邪気の侵入を防ぐと言われている。
 棘のある植物や香りの強いものは悪鬼を祓うと言われ、節分の日に柊の枝と鰯の頭を門戸に挿す習慣と通じるのかもしれない。
 また、紙垂を飾ることには外からの災いや厄を吸収させるという意味もある。
 「注連・シメ」は「占める」の意味で、注連縄は疫病などの不浄なものの侵入を封じ、神などがいる「結界」を示し、また、幸せなどを外へ逃がさないようにする印として張られる。
 こうした注連縄の役目は、注連飾りのもとになっているといわれる。
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2008/3/10


猫ちぐら Neko-chigura 

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 猫ちぐらは、天然の藁(わら)を編んで作った猫用の家で、新潟県関川村の伝統民芸品。
 地元ではその昔、農家で使われていた子守りのためのゆりかごを「ちぐら」または「つぐら」と呼んでいた。当時はどこの家でも猫を飼っていたことから、それを猫用に改造して猫ちぐらが誕生した。大正時代には使われていたという証言があり、明治以前から作られていたものと見られている。
 百パーセント天然の藁を用いて、平均年齢七五歳のお年寄りが、一週間から十日かけてじっくりと丁寧に編み上げる。保湿性が高いうえに通気性にも優れているため、冬は暖かく夏は風通しがよい快適な寝床となり、狭くて暖かい場所を好む猫にとって、最適な環境が与えられる。
 猫ちぐらは特に形が決まっているわけではなく、製作者の創意によって様々な形状のものが存在する。かまくら型や壺型のものが一般的であり、籠状のものはほとんどない。大きなものほど形よく仕上げることができ、小さなものには一層の熟練を要するという。
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2008/3/5


ワラ白蓮紋様七寸皿 Warabyakuren-monyo nanasun-zara Wara White Lotus Serving Plate

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 日本料理の美しさは、世界でも定評がある。それは料理そのものだけでなく、器の選び方に寄るところも大きい。ちょっとした家庭料理でも、風情のある器に料理を盛ると、がぜんおいしそうに見えてくるものである。器ごとに違う微妙な色と形は、自然のあり方をそのまま生活に溶け込ませる日本特有の美学。
 きちんと整形された美しさの対極にある。この「ワラ白蓮紋様7寸皿」も、手作りのため、ひとつひとつ形と色が微妙に違う。蓮の葉の模様が彫りこまれたシンプルな皿は、過分な主張がなく料理が栄える。七寸というのは、直径20・5センチメートル。どんな料理にも使いやすい大きさだ。
 小さな工房で生み出された、この世にひとつだけの器との一期一会。そんな出会いも、人生の彩りとなる。
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2007/11/9


草鞋 Waraji 

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 草鞋(わらじ)は、緒で足の甲をしっかり固定して履き、長距離を歩く旅や、山仕事などに用いられる、ワラで編んだ日本の伝統的な履物である。
 中国の植物繊維を編んだ靴である草鞋が伝わったもので、奈良時代にはワラクツと言われていた。
 平安時代以降に日本の気候風土に合わせて工夫され、足指にはさんで履く庶民の履物として農作業や旅の時に利用された。
 草鞋は、足を乗せる台、かかとを受け止める返し、足を結ぶ紐、紐と返しを結ぶ乳からなっており、山歩きや長距離の歩行の際に非常に歩きやすく、昔の旅の必需品であった。
 現在は、祭りや信仰の場で身に付ける履物として存在し、一般的に日常生活では使用されていない。
 草鞋は、かつては旅や労働の時に日常使用されていた伝統の履物である。
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2007/10/19


あまはげ Amahage Amahage

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 「あまはげは、全国的に有名な、秋田県男鹿の「なまはげ」と似た行事で、秋田県にかほ市金浦赤石地区や山形県飽海郡遊佐町吹浦女鹿地区に伝わる伝統行事である。
 秋田県の赤石地区に伝わる「あまはげ」は、250年以上前から、毎年一月中旬の小正月に行われている無病息災、家内安全を祈願する子供の行事。
 小学高学年の2人の男の子が顔を真っ黒に塗り、体にはワラの衣を着けて太鼓や鐘を打ち鳴らし、歌いながら家々を回る。家に入ると、あまはげが神仏の前で15回飛び跳ねてお祓いをする。銭なら五文、酒なら一升、いい餅よこせとねだる。
 山形県女鹿地区に伝わる「あまはげ」は、正月三日に行なわれ、怠けることを諫め勤労を奨励する行事で、「あまはげ」は新年にあたっての災いを取り除き、幸福を招く神々の使いとされている。男鹿のなまはげと違ってお面もどことなく優しい感じで、全部違う面構えをしている。こちらの「あまはげ」は国指定重要無形民俗文化財である。
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2007/9/13


旧岩田家住宅 Kyuu-iwata-ke-juutaku 

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 旧岩田家住宅(きゅういわたけじゅうたく)は、仲町伝統的建造物群保存地区にある建物の1つで、寛政時代から文化年間に建てられたものと予測されている。
 建てられて間もなく、家を移動した後、増改築等が行われていると推測されているが、これらはあまり大掛かりでなく、柱や小屋組などの主な構造や、藁葺屋根等は当時のまま残っている。
 当時の武士の生活を知る上で重要な建築のひとつとされており、広間、座敷、奥座敷、居間などで現在も当時の雰囲気を見ることができる。
 旧武家屋敷街の保存に積極的であった故・岩田夏城氏の遺志として昭和五六年八月に弘前市に寄付されたものである。
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2007/9/10


ソラヨイ Sorayoi Sorayoi

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 ソラヨイ(十五夜そらよい)は、鹿児島県南九州市知覧町(旧・川辺郡知覧町)に伝わる伝統風習であり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 五穀豊穣を祈り、土地の神と月に感謝する祭りであるが、発祥については、よく判っていない。
 また、名前の由来は「空が良い」「それは良い」と言われているが、はっきりしていない。
 ソラヨイは、月が出る頃に始まる。田圃に積み上げられたワラ造りの「ワラコズン」の中に人が2人入り、右回りに回し出す。
 中学生までの男の子が「ソラヨイ・ソラヨイ」と囃しながら、ワラみの笠、腰みの、ふんどし姿で、逆方向に廻りながら、素朴で神秘的な踊りを見せる。
 ソラヨイ終了後は、大人・子供にわかれて、3回綱引きをし、その後、ワラを崩して土俵を作り、相撲をとる。
 ソラヨイは、素朴で珍しい、一五夜の伝統行事である。
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