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2008/7/9


宝瓶 Houhin 

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 宝瓶(ほうひん)とは、把手がないのが特徴の、煎茶道における急須の一種である。
 元は中国の江蘇省宜興で使われていた「茶壷」をモデルとしているといわれている。
 起源については諸説有るが、中国茶を抽出する道具の一種である蓋椀(がいわん)が元になったともいわれている。
 本来お茶を入れる道具に取っ手がないとやけどの原因になるが、宝瓶の場合は熱いお湯を使用しない玉露や高級煎茶を淹れる。また、通常の急須と比較して注ぎ口が大きく、取っ手がない事から携帯に適しているとして、旅行用の煎茶道具によく使われる。
 昔は、お茶は高級品で、お茶を宝としたために、この名前がついたとも言われている。
 宝瓶は、玉露などの低温のお茶をおいしく淹れる為の道具である。
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2007/10/2


無量寿寺 Muryouju-ji Muryojuji Temple

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 愛知県知立市八橋町寺内にある臨済宗妙心寺派に属する寺。正式名は八橋山無量寿寺(やつはしざんむりょうじゅじ)。平安の歌人である在原業平も名歌に詠んだ、カキツバタの名勝地である。
 慶雲元(704)年に慶雲寺として創建されたというが、開基に関しては不明な点が多い。
 弘仁一ニ(822)年に密円が現在地に移転、真言宗の無量寿寺として整備された。
 寛文一〇(1670)年になり、厳点和尚により臨済宗に転宗され、文化九(1812)年には煎茶道の方巌売茶(ほうがんばいさ)翁により杜若庭園も作られた。
 杜若庭園は現在、八橋かきつばた園といわれる有名な庭園として整備されている。
 毎年四月末から五月中旬に行われる八橋かきつばたまつりは知立市最大のイベントである。
 古来より歌にも詠まれるほど美しく親しまれている、紫色の花カキツバタ。業平のように歌を詠みながら昔に思いを馳せるのもいいかもしれない。
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2007/7/25


青磁 Seiji Celadon (Seiji)

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 青磁(せいじ)は、紀元1世紀から中国で焼かれてきた歴史ある陶器である。
 元々の起源は、およそ3500年前の殷代中期に生まれた「原始瓷器」と呼ばれる中国の本格的施釉陶器に始まる。ガラス質の釉薬(ゆうやく)の中の鉄分が、炎の還元作用により青とも緑とも呼べる奥深い色に発色する青磁は、技法が確立された後漢の紀元1世紀から営々として焼き続けられてきたのである。
 青磁は諸外国の憧れの的になり、9世紀頃から日本を始めとして朝鮮半島、東南アジアにも盛んに輸出されたという。特に日本では、中国への憧憬から積極的に収集、模倣され、技法も飛躍的に発達した。
 青磁の茶碗でお茶を飲むと、お茶の色が鮮やかになることから、日本では煎茶の茶道具として一般的である。昔から茶人や大名・寺院などで大切にされてきたという。
 澄み切った海のような青と、うっすらグリーンがかった上品な色合いの青磁は、国境を越えて人々の心を捉えて放さない。
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2007/5/2


香川 竹一刀彫 Kagawa-take-ittoubori 

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 香川県(讃岐地方)で作られている竹工芸品。県の伝統工芸品に指定されている。
 竹彫技術の歴史は中国から伝来した奈良時代が始まりとされており、伝来と同時に各地でさかんに行なわれた。
 讃岐での竹彫は、江戸時代後期に活躍した讃岐漆芸の祖、玉楮象谷(たまかじぞうこく)が確立した「讃岐一刀彫」からさらに研究されたものである。「讃岐彫り」の総称として、木、竹、象牙などを素材にした作品が多数作られている。
 竹彫りの代表作品としては、煎茶が盛んな頃に作られた茶合、線香筒などであるが、その繊細な線は、「虎」や「龍」、「七福神」、「普賢菩薩」などを表情豊かに描き出している。その技は今も伝えられ、竹の強さと美しさの上に、願いを込めた絵柄が表現されている。
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