NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/24


花咲灯台車石 Hanasakitoudai-kurumaishi Hanasaki Lighthouse Kurumaishi

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 日本有数の漁獲高を誇る北海道花咲港を一望することができる花咲岬。ここに建つ「花咲灯台」のすぐ下に、車輪を思わせる形をした奇岩、車石(くるまいし)がある。
 世界的にも珍しいもので、直径6mにも及び、国の天然記念物に指定されている。別名「ホイールストーン」とも呼ばれ、これは岩の形がちょうど車輪のように見えることから名づけられた。この他にも1~3mの車石も数多く見られる。
 車石は、海底火山の噴火などで熱いドロドロの溶岩が海水中で急冷されてできたもの。同心円状、放射状の割れ目は、溶岩が冷却される際の収縮のためにできた節理と呼ばれるもので、この溶岩が冷えて固まったのは、今からなんと6000万年前、恐竜が絶滅した頃と言われる。
 花咲灯台車石は、地球の記憶を今に残す、花咲岬のシンボルである。
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格子状防風林 Koushijou-boufuurin Great Green Grid

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 北海道道東の根釧台地(こんせんだいち)にある「格子状防風林」は、そのスケールの大きさにおいて地球規模的で、北海道ならではの雄大なもの。北海道遺産にも登録されている。
 広大な大地にまるで方眼紙のように正方形の格子が描かれている。この正方形の一辺の長さは約3000m、幅は180mで、総延長は648kmにも及ぶ。平成十二年に宇宙飛行士の毛利衛さんがスペースシャトル・エンデバーから撮影した映像に、くっきりと区画された、この格子状防風林の全容が鮮明に映し出されたことからも、その規模の大きさが分かる。
 元々は周囲の酪農家と牧草地を風や雪から守るために造られたが、近年では野生動物の住みかや移動の経路としての機能も果たす。
 近年ではホーストレッキングや林内の動植物ウォッチングのメッカとしても人気だ。
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2007/6/25


武佐岳 Musa-dake 

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 武佐岳は、北海道根室地方の北部にある山で、根釧台地の端の方に位置する、独立峰的な存在の山だ。
 標高は1005m。あまり高くない標高と、比較的登りやすい登山道が整備されており、シーズンともなれば多くの登山者が訪れる。
 ただ、夏場は根室海峡から流れ込んでくる海霧の影響でガスが発生する事があり、よく晴れた日を選ばないと、せっかくの眺望が台無しになってしまうこともある。そういった条件をクリアし、山腹に咲くエゾムラサキツツジやキバナシャクナゲに元気を分けてもらって無事、山頂にたどり着けば、ご褒美の絶景が待っている。
 すぐ近くに高い山がないため、ほぼ360度見渡すことができ、遠くは北方領土である国後島や知床半島、そして根釧原野を一望する事が出来る。
 地球は丸い。そんな当たり前の事をこの頂に登れば、地上にいながらにして体感する事が出来る。
 地球の中心に自分がいる。そんな大げさな夢も、この山に登れば頂にいる間だけは見る事が出来そうだ。
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2007/6/22


美瑛岳 Biei-dake Mt. Bieidake

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 美瑛岳は、北海道中央部に広がる大雪山国立公園内にある火山群、十勝岳連峰の一角だ。
 標高は2052mあり、主峰である十勝岳(2077m)に次ぐ高さである。
 その特長はなんといっても山容自体にも影響を与えている、頂上付近にある馬蹄形の爆裂火口であろう。爆裂火口とは過去の火山活動により、山頂付近の山肌が一気に吹き飛ばされて出来上がった、大きな火口跡である。
 頂上へと赴くには、その荒々しく口をあけた爆裂火口の外輪を添うように走る稜線を伝っていくことになる。大きな火口を間近に見れば、地球の脈動のすさまじいパワーというものを感じずにはいられない。
 とはいえ、その周辺は高山植物も咲き誇る場所であり、シーズンによってはそんな荒々しい火口の稜線沿いにも花々が咲き乱れるかわいい一面も覗かせる。
 火口を口とするならば、その周辺に咲く花々は、美瑛岳にとっての口紅、といったところだろうか。
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根室車石 Nemuro-kuruma-ishi Nemuro Kurumaishi

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 北海道の根室半島の南側に突き出た、花咲ガニの産地として有名な花咲岬。その岬にある赤と白に塗られた四角形の灯台の足元に、根室車石(ねむろくるまいし)がある。
 まるで人が造形したかのように綺麗に丸く盛り上がり、いくつもの亀裂が入ったこの奇岩の成り立ちは、今から6000万年も前に遡る。その頃の海底噴火によって海中に流れ込んだマグマが、海水によって急速に冷やされて出きあがったのがこの車石だ。
 その別名を「ホイールストーン」と呼ぶのは、急速に冷やされた際に出来た「節理」と称される放射状の割れ目が、この岩を車輪のように見せていることに由来しているためだ。
 ここまで大きく、また美しい放射状節理を持つ岩は世界的にも珍しく、国の天然記念物にも指定されており、途方もない昔から繰り返されてきた地球の脈動というものをありありと感じさせてくれる。
 そういえば「それでも地球は周っている」という名言があるが、それは案外とこの地球の車輪のおかげなのかもしれない。
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2007/6/18


寒露 Kanro Kanro

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 寒露(かんろ)とは、二十四節期の一つで、次の二十四節期、霜がおりはじめる十月下旬頃を示す霜降(そうこう)までの期間を言い、現在の暦では十月八日前後を指す。
 地球から見た太陽の角度である太陽黄経が195度の時。
 霜が冷気によって凍りはじめ、雁などの冬鳥が飛来、菊の花が咲き、コオロギなどの秋の虫の音が止む。木々の葉は徐々に染まり、稲刈りも終わりを告げ、吹く風も冷たさを増す。
 「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也(冷気が加わって露が秋の深まりを感ずる冷たさになったという)」という言葉もある。
 この頃の俳句の季語としては、浅漬大根や芋煮会、稲刈り等、収穫に関係した食に関するものが多く存在し、人々の生活と食の深い関わりを感じることができる時期である。
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2007/6/5


根釧台地の格子状防風林 Kushirodaichi-no-koushijo-boufuurin 

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 根釧台地の格子状防風林(くしろだいちのこうしじょうぼうふうりん)は、北海道標津郡中標津町、別海町、標津町、標茶町に跨る広大な防風林である。
 スペースシャトルからも撮影された程、そのスケールにおいても地球規模的な北海道ならではの雄大なものである。
 日本の防風林は明治初期に始まり、北海道では開拓使顧問ホーレス・ケプロンの提唱で着手、根釧地方でも、大正三(1941)年に帯広営林局がトドマツを植栽したのに始まり、格子状防風林の造林が本格的に着手された。
 幅180m、総延長648kmの林帯は、防風効果だけではなく野生生物のすみかや移動用通路としての機能も果たしている。
 根釧台地の格子状防風林は、開拓時代の植民地区画を示す歴史的意義も持つ防風林である。
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2007/6/4


朔(新月) Saku(Shingetsu) The New Moon

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 「朔(さく)」とは、月が太陽と同じ方向にあって、月を見る事ができないこと。「新月」とも呼ぶ。
 地球から見て月と太陽が同じ方向となり、月から反射した太陽光が地球にほとんど届かないことと、強い太陽光の影響で地上からは月が見えない。太陽の経路である黄道と、月の経路である白道が極めて近いか重なる地点で朔となった場合に「日食」が起こり、新月の輪郭が白い光の輪となって見ることができる。
 朔から次の朔までの周期は約29・5日である。風水の世界では、新月に入った瞬間から8時間以内に願い事のリストを2個以上10個以内作ると、願いが叶うと信じられているという。
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