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2007/12/6


小泉の水祝儀 Koizumi-no-mizu-syuugi Mizushugi (Water Celebration) in Koizumi

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 加美町小泉地区に伝わる「小泉の水祝儀」は毎年二月ニ日に行われている。
 小泉の水祝儀は、前年結婚した夫婦とこの地区に住んで満一年以上経つ夫婦のための祝いの儀式である。家内安全や子宝、安産の祈願の意味も込められている。
 盛装した夫婦達が、講の人々が手を取り合って作る鳥居をくぐり抜け、会場に祀られた道祖神に礼拝する。そして講組織への加入資格を認めてもらうという。
 そして、参加者全員の額に墨で「水」の字を書き、冷酒を酌み交わして祝う。
 その後、集落の家々を回り、「火伏せ」の掛け声とともに柄杓で屋根に水をかける火伏せの行事を行うという。
 かつては県内各地で行われていた水祝儀だが、そのほとんどが廃絶したとされており、ほぼ旧態のまま伝承され続けている小泉の水祝儀は貴重な伝統文化である。
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2007/11/29


のぼりざる Nobori-zaru Climbing Monkey

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 のぼりざるは宮崎県延岡に伝わる郷土玩具で、子供の立身出世、無病息災、五穀豊穣を願い、端午の節句に鯉のぼりと一緒に上げられる。風を受けると竿を伝って上へ昇る。
 今から200年ほど前、延岡内藤藩の武士の妻たちの手内職としてつくられるようになったと伝えられるが、その由来はいくつかあり、神話時代の猿田彦の乱暴狼藉を戒めるためとか、延岡藩の旧藩主有馬公が戦の時、背に負った馬印に猿を描き勝利したためとかいわれている。
 人形は木材で猿の型を作り、そこに和紙を何重にも張り重ね、背を切り開き木材の型を取り出し、背を縫い合わせ色付けをする。その猿に金筋入りの烏帽子をかぶらせ小鼓と御幣を持たせた、歌舞伎の前に行う祝儀の舞のいでたち風に仕上げられる。そして、菖蒲の絵の描かれたのぼりにつるされるのである。
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2007/9/18


かせだうち Kasedauchi 

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 かせだうちは、鹿児島県川辺郡知覧町にて、毎年一月一四日に行われている行事である。
 近所の人たちが七福神などの神様の格好で新築の家を訪れ、一家の繁栄を祝いにやってくる。
 布袋や弁天に扮した神様は、祝儀袋に八兆円などと書いて差し出したり、目録に高級車一〇台、航空機一〇機、豪華客船一〇隻などと書き込んでみせる。
 迎える家の方も負けていない。焼酎の変わりに、みりんや酢、醤油を勧めたり、おたまじゃくしの吸い物や、鶏の頭の吸い物などを勧めたりする。
 家主たちは、このようなユーモラスな方法で神様の正体を暴こうとするのである。
 名称は「稼いだ家」にちなむともいうが、はっきりしていない。
 かせだうちは、主と神様の滑稽なやり取りが笑いを誘う、小正月の伝統行事である。
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2007/5/29


群馬 吹割の滝 Gunma Fukiware-no-taki The Fukiware Waterfall

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 群馬の吹割の滝(ふきわれのたき)は、群馬県沼田市利根町にある滝である。国の天然記念物に指定されている。
 高さ7m、巾30mで、轟音を立てて落下、飛散する瀑布は、東洋のナイアガラと呼ばれる程の迫力である。
 名前の由来は、川床を吹き割るように水が流れ落ちることから、と言われている。
 昔から吹割の滝の滝壺は竜宮に通じているという伝承がある。
 祝儀などに使用する為のお膳やお椀の数を手紙に書いて滝壺に投げ込むと、翌朝、頼んだ数だけ岩の上に置かれたという。しかしある時、数を間違えて一組だけ返し忘れてしまった所、二度と貸して貰えなくなったとか。
 今でも、この膳椀は竜宮の椀とよばれ、大切に保存されている。
 吹割の滝は、竜宮伝説に彩られた豪快な名勝である。
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2007/2/6


大分 姫だるま Ooita Hime-daruma 

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 「姫だるま」は大分県の伝統ある郷土玩具を代表する一つで、約300年前、豊後岡藩の禄高の低い武士の妻をモデルに作り始められたと云われる。この地方には古くから大正末期頃まで、正月の風習に各家にこの「だるま」を配り祝う行事があり、その頃はこれを「福女」「起き上がり」等と呼んだ。1月2日の未明、祝人(ホギト)が来て「やぁーおきあがり、おきあがり」と声を掛けながら、玄関や戸口に起き上がりこぼしを置いていく。祝人にはご祝儀を渡し、起き上がりは神棚や酒樽の上に飾ったとされる。
 現在作られている「姫だるま」は高さ7〜50センチの8種類。従来は「竹田の起き上がり」等と呼んでいたものを1956年から「姫だるま」と名付けられた。女のだるまは全国でも珍しく、人気を集めている。
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2007/1/31


ぽち袋 Pochi-bukuro Pochi-bukuro (envelopes for New Year's gift money)

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 ぽち袋とは正月にお年玉を渡す時に使う袋のこと、お年玉袋の別名。小さなのし袋であり、主に紙製。
 「ぽち」とは関西の方言である「ぽちっと」か関東の方言「これっぽっち」と言われる。「ほんのわずか」という意味であり、花柳界の芸者や芸妓に対して渡す祝儀に対して使われた。
 小額のため、懐紙などに包んでもこぼれるため、袋が使われるようになった。昭和中期頃よりお年玉の袋として使われるようになり、デザインも縁起物などを記したものに変化した。
 現在は子供向けキャラクターなどを描いたものが主流であり、もらう子供たちを喜ばせている。
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2007/1/12


祝儀袋 Syuugi-bukuro Celebration Envelopes

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 祝儀袋(しゅうぎぶくろ)は、さまざまな祝い事の際、お祝い金を入れて渡すための特別な意匠をほどこした紙包みのこと。結婚祝い、出産祝い、誕生祝いなど、それぞれの場面によって細かなマナーがある。
 起源については、日本古来の宗教である神道において、神前に供えた奉納物を包んだのがはじまりと言われる。基本的には、包み紙の他に「熨斗紙(のしがみ)」と呼ばれる帯をつけ、「水引(みずひき)」と呼ばれる紐で結わえる。そして包み紙の表には、祝いの場面に合わせた表題である「表書き(おもてがき)」を毛筆で書き加える。
 最近は熨斗紙や水引、表書きがすでにセットされ、簡略化されたものも出回っており、コンビニエンスストアでも買うことができる。しかし、祝儀袋は日本人本来の細やかな心遣いを端的に現す習慣のひとつであり、守っていくべき伝統でもある。
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2007/1/10


むぎや祭り Mugiyamatsuri Mugiya Festival

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 毎年9月中旬の2日間に富山県南砺市で行われる民謡行事「むぎや祭り」。哀調沁みる麦屋節ときびきびした直線的な振りは格調高く、凛とした風格が窺える。
 約800年前、権勢と栄華を極めた平家一門は屋島・壇の浦の合戦に敗れてついに滅亡。平家一門は安住の地を求めて人里離れた越中五箇山に住み着いた。都をしのび農耕の合間に唄い踊ったのが「むぎや節」の起こりと伝えられる。発祥は能登半島の輪島で、素麺作りの際に唄われていた作業唄であったという。能登と越中を往来した麦商人や、輪島素麺の職人などにより、能登麦屋節や「まだら」という祝儀唄が、越中の礪波平野を越え、五箇山へ入り、越中麦屋節になったとみられる。
 現在では一般市民のパフォーマンスを競うイベントも開催、城端別院善徳寺境内に設置された特設ステージでむぎや踊り競演会が行われる。
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