NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/3/6


美女平 Bijo-daira 

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 美女平(びじょだいら)は、富山県中新川郡立山町にある、標高約1000mの高原である。
 立山黒部アルペンルートの玄関口ともいえ、周辺にはタテヤマスギとブナが混じった原生林が広がっている。
 ケーブル駅の前には、地名の由来である、女人禁制の掟を破って登山した尼僧が神の怒りにふれて杉に姿を変えられた、と伝えられる美女杉が立っている。
 周辺には多種多様な野鳥がたくさん生息しており、谷間には美しい高山植物がひっそりと花を咲かせている。
 9月半ばを過ぎると夏の鳥たちが去って森には静寂が訪れ、足早に木々が染められていく。その、秋のカラフルな山並みに見られる景観も面白い。
 美女平は、豊かな自然にあふれ、四季折々の表情を見せる景勝地である。
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2008/1/15


駒鳥(コマドリ) Komadori 

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 スズメ目ツグミ科に属する駒鳥(こまどり)は、頭部から背中、尾にかけてオレンジ色の羽が美しく特徴的な鳥である。
 馬のいななきに似た「ヒンカララ」というのびやかで力強い鳴き声を持つことから、駒鳥という名前がついたといわれている。馬のことを古くは「駒(こま)」といった。
 森林や渓流に響き渡る独特の鳴き声はとても美しく、ウグイス、オオルリと共に「日本三鳴鳥」と呼ばれている。
 全長約一五cm。スズメと同じくらいの大きさで、日本のやや標高の高い森林で、昆虫類や蜘蛛などを捕食しながら繁殖し、中国南部などで冬を過ごす夏鳥である。
 同じスズメ目に属する赤髭(あかひげ)の学名と、事務的なミスで入れ替わってしまったという、珍しいエピソードも持っている。
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郭公(カッコウ) Kakkou 

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 「郭公(カッコウ)」は、カッコウ目カッコウ科に属し、全長は35センチメートルの鳥である。
 郭公は夏鳥で、4月末頃から渡ってくる。高原や河原の林、広い草原に分布し、姿も見つけやすい。
 郭公は、自分では巣を作らず、他の鳥の巣に卵を生みつけてヒナを育ててもらう、択卵という方法をとる鳥である。モズ、オオヨシキリ、ホオジロなどの巣に托卵し、巣の持ち主のヒナより、郭公のヒナのほうが早く生まれることが多く、ヒナは生まれてから間もなく、まだ目が開いてないうちに、巣にいる他の種類のヒナや孵化する前の卵を外に出し、自分だけが餌を確保して成長できるようにするというものだ。
 郭公の親鳥も、似た卵を生む鳥の巣を選び、托卵するという。托卵できると、子どもより先に南の国へ帰ってしまう。最近は、托卵する巣の鳥に気づかれ、郭公の卵を落とされる事もあるようだ。
 高原で「カッコウ」と爽やかに鳴き、日本をはじめ世界各国で郭公が歌にでてくる印象とは別に、他の鳥に子育てしてもらうという珍しい習性を持ち合わる鳥である。
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木葉梟(コノハズク) Konohazuku 

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 愛知県の県鳥に指定されているのが「木葉梟(コノハズク)」である。
 褐色の顔、金色の目をもつ木葉梟は、フクロウ科の鳥類で、全長は約二〇センチメートルあり、日本に飛来するフクロウの仲間の中では一番小さな種類で知られる。
 この鳥は、アジアの温帯から熱帯にかけて生息し、日本へは夏鳥として東南アジアから渡ってくる。
 山地にある森林に生息し、樹洞やキツツキの古巣を巣にしている。
 夜行性で、昼間は樹上に止まり休み、食性は動物食で昆虫類、節足動物を食べて生活している。
 「ぶっぽうそう」となく鳴声の主が仏法僧と信じられてきたが、実は「木葉梟」であることが昭和一〇(1935)年に判明した。
 本当の「仏法僧」は、だみ声で鳴き、青緑色でくちばしが赤いのに対し、木葉梟は褐色で金色の目をしている。
 このことから、木葉梟を「声の仏法僧」、仏法僧を「姿の仏法僧」と呼ぶこともある。
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