NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/15


大鷲(オオワシ) Oowashi 

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 日本に生息する、タカ目とフクロウ目の猛禽類(もうきんるい)の中で最大の種が、大鷲(おおわし)である。
 冬に北日本に渡来し、全長は約100センチメートル、体重は5~9キログラムあり、世界でも屈指の大きさとして知られている。
 黄色いくちばしと白い長い尾が特徴で、翼を広げると実に2メートルを越える。大きさはオスの方がメスよりやや小さい。
 北海道知床半島の羅臼には千羽以上が越冬する。流氷が早くから接岸する年だと、大鷲の数も増えるといわれる。
 冬場にこの海域でタラ漁がおこなわれるため、この地に訪れるといわれ、大きなメスだとサケやタラを捕らえて、海面を数百メートルも飛んでいく姿がみられる。
 主食は魚であるが、東シベリア地方ではアザラシの子どもやホッキョクギツネを捕らえるときもある。
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2007/10/24


羅臼岳 Rausu-dake Mt. Rausu-dake

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 羅臼岳(らうすだけ)は、北海道の知床半島にある火山群、知床連邦の主峰で標高1660m。日本百名山のひとつである。
 冬に純白の雪をまとい、慄然と立つ姿は圧巻だ。夏でも雪渓が多く残り、雪解けの早い場所から次々に多彩な高山植物が咲き乱れ、山全体が大きなお花畑のようになる。花は7月下旬頃が見ごろだ。
 山頂から望む大パノラマは遥か遠く国後島まで見渡すことができ、絶景と評判だ。登山口は、羅臼町からは羅臼温泉付近から、斜里町からは岩尾別温泉付近にあり、登山道が整備されている。所要時間は前者が4時間30分、後者が約6時間である。
 羅臼岳は、厳しい冬を乗り越える、力強い自然の気高さをたたえる山である。
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2007/7/10


羅臼湖 Rausu-ko 

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 羅臼湖は知床半島のほぼ中央、知床峠の奥に位置する湖である。
 知床連山の天頂山の噴火によって、麓を流れる知西別(ちにしべつ)川が堰き止められて出来た堰止湖だ。
 深い原生林に囲まれた神秘的な湖として知られているが、ごく最近までは人跡未踏の地であり、湖までの遊歩道が設置されたのも昭和三七(1962)年になってからと比較的新しく、それまでは幻の湖であった。
 湖自体は周囲6kmとそれほど大きくはないが、それでも知床半島では一番大きく、標高も740mと高いこともあって、周囲には高山植物などを見ることも出来る。
 知床の原始性の高い自然に囲まれた遊歩道沿いには、羅臼湖にいたるまでに大小五つの美しい沼もあり、湖までの片道おおよそ1時間半ほどの行程も楽しみながら歩くことが出来る。
 知床の大自然と緑深い山々に抱かれた神秘の湖は、訪れる人に満面に湛えた美しい湖面を安らぎと共に見せてくれる。
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熊越の滝 Kuma-goe-no-taki 

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 北海道東部知床半島のほぼ中央。そのオホーツク海側にある羅臼町を流れる、羅臼川にかかるのが熊越えの滝だ。
 落差15mほどの高さを白く、豪快に流れ落ちる瀑容は、さすが名前に熊という字が入るだけのことはある、と思わせる迫力をかもし出している。
 しかし、その名前の由来はそんな勇壮なものではなく、動物と人との間の、ある物語に彩られている。
 昔、猟師に追われた熊の親子がこの滝に追い詰められた。親熊は小熊だけでも滝の上に逃がそうと、下から小熊を押し上げようとした。そんな親子愛に心打たれた猟師は、その二頭を逃がしてやった。以来、羅臼の熊は人を襲わなくなったという。
 そんな、心温まる逸話を名に冠した滝なのである。
 融雪期には水量も増え、よりいっそうとその雄大な飛瀑と流れ落ちる轟音を味あわせてくれる美しい滝だが、そんなやさしい秘話を聞けば、滝を見る目も幾分変わってくるというものだ。
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羅臼間歇泉 Rausu-kanketsusen 

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 北海道東部、オホーツク海に鋭く突き出た知床半島の最高峰である羅臼岳の裾野に広がる羅臼温泉。
 その温泉の国設野営場近くにあるのが、北海道の天然記念物ともなっている羅臼間歇泉である。
 昭和三七(1962)年に発生した羅臼岳周辺の群発地震が引き金となって噴出したとされている。
 間歇泉自体が、そう長きに渡って噴出するものではなく、北海道はもとより国内でも非常に珍しく貴重な存在であるとして、その後の昭和四三(1968)年に北海道指定の天然記念物として指定されることになった。
 現在でもおおよそ一時間に一回の割合で、6~8mの高さに達する熱湯の噴出を見ることが出来る。
 近くには源を同じくする羅臼温泉もあり、間歇泉を見た後は、それと同じ温泉にゆっくりとその身を休めることも出来る。
 回数は少なくなったとはいえ、今も豪快に噴出すその白い筋は、自然の不思議さと荘厳さ、そしてなにより人を癒す不思議な力をもたらしてくれている。
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羅臼ひかりごけ Rausu-hikari-goke 

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 北海道の羅臼町にあるマッカウス洞窟。ここに、国内では最大規模となるヒカリゴケの一大群落がある。それが、羅臼ひかりごけである。
 国内でも貴重な存在であり、北海道の天然記念物に指定されている。
 ヒカリゴケは、ヒカリゴケ科に属し、主にヨーロッパや北アメリカ、日本に分布している。日本においても一般に寒冷な地を好み、北海道や本州の山岳部の一部で見られるものだ。また、洞窟や岩の隙間などの暗い場所を好むため、マッカウス洞窟はその生育に最適な場所だったのである。
 洞窟に入れば、暗闇の中でまるで大量のエメラルドをばら撒いてしまったかのようなまばゆい光を放つヒカリゴケをすぐに見ることが出来る。
 とはいえ、コケ自体が発光しているのではなく、光を反射しているため、発光しているように見えるのである。そのため、見る角度によっては違った色の光になる。
 暗い洞窟に揺らめく黄緑色は、見るたびに加減を変える、まさに一期一会の輝きだ。
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2007/7/5


知床峠 Shiretoko-touge 

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 知床峠は、昭和五五(1980)年に開通した北海道斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路にある、標高738mの峠である。
 知床連山の尾根筋にあたり、峠に駐車場と共に併設されている展望台からは、主峰である羅臼岳を間近に見ることが出来る。また、天候がよければ遠くにオホーツク海を挟んで国後島を望むこともでき、ドライブコースやツーリングなどでも非常に人気の高い峠でもある。
 その地理的関係から、7月下旬になっても残雪を所々に垣間見れ、沿道に広がるハイマツとのコントラストが非常に印象的な光景を作り出す。
 霧が多く発生する場所としても知られており、条件とタイミングが良ければ、霧に煙る雄大な羅臼岳や、裾野に広がる雲海などの絶景を楽しむことが出来るだろう。
 秋になれば羅臼岳も紅葉で色付き、よりいっそうの自然美を見せてくれる。
 国後島から上る朝日の眺望や、霧と紅葉を身にまとう羅臼岳など、知床慕情に心行くまで浸れる場所である。
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2007/5/29


海別岳 Unabetsu-dake Mt. Unabetsudake

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 海別岳(うなべつだけ)は、北海道の斜里町、羅臼町、標津町にまたがる標高1419.4mの山である。
 海別岳の語源は、アイヌ語のウナペツ(灰の川)という言葉から来ている。
 知床半島へと続く稜線が標高の半分まで高度を下げるため、独立峰と言っても良いくらいで、安山岩および玄武岩質の成層火山からなっている。
 険しい斜里岳を雄に例えると、雌にあたるのが海別岳であると言われる。幾分険しさには欠けるが、優雅な山姿である。
 標高の高い割にはなだらかで、冬から春にかけてはスキーの山として、道内の登山者に根強い人気がある。
 緩やかな山容はどの尾根からも容易に登ることが可能であり、この山の特徴といえよう。
 海別岳は、登山初心者に優しい稜線を持つ山である。
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