NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/2/1


野付半島湿原 Notsuke-hantou-shitsugen Notsuke-hanto Wetland

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 北海道の北東の先、平仮名の「つ」の字のような形状の野付半島は、付け根から先端までの距離が約28kmある日本最大の砂嘴(さし)である。
 高さがなく、平坦な砂浜と湿地が延々と続く。野付半島湿原と呼ばれる湿地には荒涼とした自然そのままの景観が広がる。かつてこの半島には、森林が広がっていたが、地盤沈下と海水の浸食によって枯死し、トドワラやナラワラにその姿を変え、現在も風化は進んでいるという。
 内湾には干潟ができていて、魚貝類、甲殻類などの生物が多く生息している。また、春と秋には渡り鳥が飛来し、オオハクチョウやガン、カモなどの重要な中継地となっている。
 平成一七(2005)年にラムサール条約に登録され、その生態系を守るために保護されている。
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2007/10/9


川原毛地獄 Kawarage-jigoku Kawarage Jigoku

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 秋田県の川原毛地獄(かわらげじごく)は、青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つに数えられている。
 大同二(807)年に同窓和尚が開山したと伝えられる江戸時代より栄えた硫黄鉱山の跡で、灰白色の溶岩に覆われた山肌のいたるところから水蒸気が噴出し、鼻をつく強い硫黄臭があたりに漂う。草木の生えない荒涼とした光景は、まさに鬼気迫る地獄絵図を思わせる。標高は約800m。エリア内には「血の池地獄」「剣地獄」「馬喰地獄」「針山地獄」「盗人地獄」など、大小136もの地獄があるという。
 ここから湧き出た高温のお湯は、下流にある高さ約20mの川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)に流れ落ちる頃には温度が下がり、滝壺は天然の露天風呂として人々に親しまれている。
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2007/7/13


恵庭岳 Eniwa-dake Mt. Eniwadake

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 アイヌ語で先の尖った山、という意味をもつ「エエンイワ」と呼ばれる恵庭岳(えにわだけ)は、北海道西部・石狩平野の南西部に位置し、支笏湖の北側に鎮座している。標高1320mの活火山で、武者兜に似た整った円錐型の山容が特徴で、道央のどの地域からでも眺める事が出来る。
 恵庭岳には自然の奥深さと変化に富んだ風景があり、樹木に覆われ太古の姿を残した山裾や荒々しい火山岩が剥き出していて、噴煙が棚引く中腹、そして荒涼とした山頂には可憐な高山植物が広がっている。
 何よりも山頂から眼下に広がる支笏湖の全景と、石狩平野のスケールの大きさを実感できる展望は圧巻で、言葉に言い表せない感動がある。
 また、振り返ると北海道三大秘沼の一つ「オコタンペ湖」の神秘的なコバルト・ブルーの輝きが眼下に広がり、空気の澄んだ日には遠くのニセコ連山や蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山を眺める事が出来る。山間部は支笏洞爺国立公園内にあり、夏場は多くの登山者で賑わう。
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2007/6/22


富良野岳 Furano-dake Mt. Furanodake

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 北海道中央部の大雪山系に連なる十勝連峰。その最南端に位置するのが富良野岳(ふらのだけ)だ。1912mの標高を持ち、十勝岳と同じく火山である。しかし、その火山活動はかなり古くに終結したと見られており、高山植物の豊富な「花の山」としても知られている。
 今だ火山活動を行う十勝岳や爆裂火口を持つ美瑛岳の荒涼とした風景とは一線を画す、緑に富んだ、まさに花の楽園がそこには広がっている。
 山腹には高層湿原である「原始ヶ原湿原」が広がり、ヒメシャクナゲなどの湿性植物を多数観察することが出来る。
 また、山頂付近にはエゾルリソウなど100種以上の高山植物が咲き乱れる花畑が広がっており、これを目当てにやってくる登山者も多い。
 加えて、3時間ほどで頂上を踏破できるということもあって、場合によっては主峰である十勝岳よりも人気のある山となっている。
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2007/6/15


尻羽岬 Shirepa-misaki Cape Shirepa

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 北海道釧路町。その北海道の東端にある街から、さらに東へと続く海岸線が太平洋に突き出て、岬を形成しているところがある。
 それが、尻羽岬(しれぱみさき)だ。アイヌ語のシレパという「地の頭の出ている岬」がその名の由来となっているといわれている。
 太平洋岸に沿った丘陵地帯が波によって削られ、険しい海蝕崖を持っているのもこの岬の特徴だ。
 海から見ると、険しい崖から想像するに荒涼とした岬を思わせるが、その崖の上には別天地が待っている。
 初夏にはユキワリコザクラ、ハクサンチドリなどの高山植物が咲き乱れ、さらに遠くに視線を向ければ、深い蒼をたゆたえた太平洋と、そこにぽっかりと浮かぶ海鳥の楽園、大黒島を臨む絶景を楽しむことが出来る。
 また、可能ならば崖下にある帆掛岩を覗き込んでみるといい。
 もしかしたら、北海道のやわらかい太陽の光を浴びて、あくびをしてまどろむゼニガタアザラシたちに遭えるかもしれない。
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2007/5/29


草津白根山 Kusatsu-Shirane-san Mt. Kusatsu-Shirane

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 草津白根山(くさつしらねさん)は、群馬県吾妻郡草津町に位置する標高2160mの活火山である。
 通常、この山を「草津白根山」と呼ぶが、近隣の逢ノ峰・本白根山を含めた三山の総称とする場合もある。
 山頂付近の湯釜と呼ばれる火口湖は有名である。その他に水釜、涸釜と呼ばれる火口湖もある。
 湯釜は、直径約300m、水深約30mの火口湖で、水は絵の具を溶かしたような美麗なエメラルドグリーン。世界で最も酸性度が高い湖と言われている。
 本白根山周辺には整備されたハイキングコースが豊富にあり、リンドウ・コマクサ・シャクナゲなどの高山植物が見られる。
 草津白根山は、火山灰に覆われた荒涼とした山肌、針葉樹の森、湿原に囲まれた池など、変化に富んだ自然をもつ景勝地である。
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2006/12/15


下北半島 Shimokita-hantou The Shimokita Peninsula

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 青森県の北東部にある、斧の形で知られる下北半島は、全体が下北半島国定公園に指定されている。本州最北端の大間崎からは北海道がすぐ目と鼻の先に見える。
 景勝地には、北東端の尻屋崎、北西端の大間崎、津軽海峡の荒波が削り上げた奇岩が並ぶ仏ヶ浦、イタコの口寄せで知られる恐山、紅葉の美しい薬研渓流などがある。多くの景勝地は、ときに荒涼としていながらも神秘的な雰囲気を醸し出し、最果ての郷愁感を誘う。さらに沈む夕陽とともにイカ釣り船にあかりが灯される漁火も趣がある。
 また、下風呂、薬研、奥薬研、湯野川など温泉にも恵まれ、豊かな自然を味わえ、素朴な出湯の良さが堪能できる地域でもある。
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