NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/3


小烏丸 Kogarasumaru 

Jp

 小烏丸(こがらすまる)とは、天皇家の宝刀である。
 ある日、桓武天皇の元に伊勢神宮からの使いであると、一羽の大きな烏(からす)が舞い降り大刀を授けられた、との伝説からこの名が付けられたと言われる。
 この刀を打ったのは天宝時代の大和の刀鍛冶、天国(あまくに)であるとされている。
 平安時代末期、平貞盛が平将門・藤原純友らの起こした反乱、承平・天慶の乱(じょうへい・てんぎょうのらん)を鎮圧する際に、天皇よりこの刀を拝領、以後、平家一門の家宝となっていたが、壇ノ浦の戦いで一度行方不明となる。しかし、江戸時代に入り小烏丸の所在がわかり、現在では皇室御物として保管されている。
 刀剣としての特徴は、刀身の先端から半分以上が両刃となり、斬ることよりも突くことに適した刀で、鋒両刃造(きっさきもろはづくり)または小烏造と呼ばれている。ミステリーの多い、神秘的な刀である。
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2007/5/1


内田文雄 Uchida Fumio 

Jp

 島根県横田町に伝わる伝統工芸品「雲州(うんしゅう)そろばん」の伝統工芸士。
 昭和二十二(1947)年生まれ。昭和六二(1987)年、島根県ふるさと伝統工芸品技術後継者表彰受賞。
 雲州そろばんは江戸時代後期、仁多町の大工、村上吉五郎が広島の職人、塩屋小八が作った算盤を参考に、この地方特産の木材を使用して作成したのが始まりとされる。
 後に手回しろくろが発明されたことにより、生産が拡大。経済の発展に伴い産業として発展した。氏は他で学んだ後、天皇家への献上品を作成した名工の父に付いて修行を行い、二代目「雲文」の名を継いだ。
 「使ってこそ意味がある」と信じ、一つ一つに木の性質を見極めて作品を作る、親子二代続いての職人である。
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