NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/4


葛籠 Tuzura 

Jp

 葛籠(つづら)とは、衣を入れる籠の事である。
 元々はツヅラフジのつるで編んだ蓋つきの籠の一種であったが、後に竹を使って網代に編んだ四角い衣装箱をさして呼ぶことが一般的になった。
 古くは正倉院にも所蔵されており、平安時代に入り竹を加工する技術が確立されると、四角く作られるようになった。江戸時代の頃より庶民に愛用され、明治~大正時代の頃によく使用された。
 通気性に富み、また、葛籠の表面に塗られる漆や柿渋に抗菌、防虫、防腐作用があるため、大切な着物を保管するのに最適といわれている。
 おとぎ話「舌切り雀」に、おみやげ物が入っている容器として大きな葛籠と小さな葛籠が登場する事でも知られている。
 葛籠は、通気性が良くて軽い、衣類を入れるための日本伝統の家具である。
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2008/1/15


朱色(シュイロ) Syuiro 

Jp

 日本の伝統色のひとつである朱色は、中国では古来より高貴の色とされ、建物や仏壇、食器など様々な物に多用されてきた。
 日本にとって文化の先進国であった中国の影響を受け、国内の神社仏閣などには美しく鮮やかな朱色に塗られた建物が多く見られるが、魔除けや、建物の防虫・防腐の目的も含まれていたという説がある。
 朱はやや黄を帯びた鮮やかな赤色の顔料で、辰砂(しんしゃ)という天然の硫化水銀からつくられ、日本では「丹(に)」とも呼ばれる。後に硫黄と水銀から人工顔料バーミリオンという銀朱が作られるようになったが、天然の朱は、銀朱よりさらに赤みの強い深い色合いを持っている。
 朱は経年による退色や変色が少ないため、印肉などにも用いられている。その色と原料の希少性から、日本でも高価な貴重品として扱われてきた。
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2007/12/14


ベンガラ Bengara Bengara

Jp En

 ベンガラとは、酸化第二鉄からなる無機赤色顔料の一つであり、人類が使用した歴史上最古の顔料としても知られている。
 漢字では弁柄と書き、紅殻やインド赤、ヴェネツィアンレッドなどとも呼ばれる。
 日本には中国から朝鮮半島を経て、沖縄に伝わったとされ、インドのベンガル地方産のものを輸入していたため、ベンガラと名付けられたという。
 酸化鉄系では最も生産量が多い顔料であるが、化学的には鉄の赤錆と成分的に同じであるため、現在では合成のものが多く、天然に産するものとしては、日本では岡山県高梁市成羽町が、国内唯一の生産地となっている。
 古代には尊い色として珍重され、日本では沖縄の首里城の赤がベンガラの色として有名である。また、着色力や隠蔽力共に優れており、耐熱性や耐水性もあることから、木造建築における防腐の役目も負っていた。
 他の赤色系顔料に比べ鮮明さに欠く印象はあるが、その華やかさは時代を超えて、人々の心を魅了し続けている。
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2007/5/2


一閑張(一貫張) Ikkanbari Ikkanbari Bamboo Craft

Jp En

 香川県竹細工の製品。県の伝統工芸品に指定されている。
 一閑張(一貫張)とは、竹や木で作ったかごや皿などの生地の上に和紙を張り重ねて乾かした後、柿渋を塗って仕上げたもの。張り子の技法である。
 その歴史は江戸時代、「飛来一閑」という人物が明国より帰化し、日本で創案したのが始まりといわれている。
 讃岐は弘法大師の里で、大師が柿渋の用法を持ち帰ったのが始まりといわれ、柿渋は、プラスチックのなかった頃、さまざまな「入れ物」や漆の下地につかわれていた。。柿渋の防水性、防腐性によって耐久年数が長くなり丈夫になる。色合いは茶系が多く非常に渋い色合いで、落ち着きのある艶を出す。
 製品にはかご、皿、小箱などがある。最近では和風インテリアの間接照明として「一閑張り」の素材を用いたものも作られている。
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