NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/8


摺箔 Surihaku 

Jp

 摺箔(すりはく)は、日本に伝わる、衣類の装飾技法のひとつである。
 金箔と接着剤を用いた印金(いんきん)と呼ばれる技術の一種で、金彩加工による装飾法である。
 室町時代中期から江戸時代前期にかけて、小袖に多く用いられたが、隆盛をみたのは桃山時代以降で、辻が花(つじがはな)、繍箔(ぬいはく)、唐織(からおり)とともにこの時代を代表する技法であった。
 しかし、江戸時代に入り手間がかかる事から、友禅染にとってかわられた。
 技法は、布の表面の文様に糊を置き、糊の乾かないうちに金箔や銀箔を載せて綿で押さえて付着させ、乾いてから余分な箔を落としてゆくというもので、熟練の技が必要とされる。
 摺箔は、能の女役が着用する着付としても知られる、衣類の装飾技法である。
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2007/1/30


福田喜重(人間国宝) Fukuda Kiju Kiju Fukuda (Living National Treasure)

Jp En

 昭和七(1932)年、京都市に生まれる。平成九(1997)年に「刺繍」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。刺繍の分野ではじめての認定者である。
 氏は刺繍の第一人者、父・喜三郎のもとで伝統技法を徹底的に習得、厳しい修行を経て家業を継承。生地の選定から染色、摺箔、刺繍を総合的に発展させ、刺繍本来の重厚な雰囲気を現代的に表現し、独自の世界を切り開いた。
 その作品の多くは、染、金や銀の箔を組み合わせて美を表現する。「刺繍は半立体です」と氏が語るように、糸は生地の平面から盛り上がり、人の動きに合わせて豊かな光彩を放つ。
 平成十一(1999)年には紫綬褒章も受章した。
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