NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/17


葛(クズ) Kuzu 

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 マメ科に属する葛(くず)は、秋の七草のひとつで、蔓(つる)性の多年草である。
 成長力が非常にあり、節々から根を出し、地中深く根付く。蔓もまた成長が早く、木を覆い尽くすように伸びるため、中国奥地では緑化のために植えられたこともある。
 大きな葉を持ち、夏に咲く赤紫色の小さい花は甘い香りがするのが特徴である。
 葛きりや葛湯などに使う葛粉は太い根からとれる澱粉から作られる。中でも吉野で採られ何度も晒された吉野葛は葛粉の代名詞となっている。また、風邪に効く漢方薬もまた、葛の根を干したものを原料としている。
 長い蔓は籠などの生活用品に利用され、またその繊維は温かみのある葛布として生まれ変わるなど、日本では生活に役立つ植物として親しまれている。 
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2007/12/14


おとそ Otoso Otoso

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 「お屠蘇」は、一年間の邪気を祓い、長寿を願って正月に飲まれる薬草酒。「一人これを飲めば一家病無く、一家これを飲めば一里病無し」と云われにもある様に、本来は風邪予防の為に調合され、飲まれていたが、いつしか正月の祝いの膳には欠かせないものになった。
 山椒、桔梗、桂皮など数種の薬草を組み合わせた屠蘇散を、日本酒や本味醂に浸しておいて作り、大・中・小の三種の盃を用いて飲まれる。飲む順番には、地域によって違いがあるが、年齢の若い者から順に飲んでいくのが正式である。これは中国の習慣からきたもので、若い者が毒味をしてからという意味がある。しかし日本では、明治から昭和初期の頃に家長から飲む事も行われる様になった。
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2007/11/26


あきる野 二宮神社 Akiruno Ninomiya-jinja 

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 二宮神社は、東京、あきる野市二宮に鎮座する、國常立尊(くにとこたちのみこと)を祀神とした神社である。
 その創建年代は不明ながら、日本武尊が東征の折り、國常立尊を祀ったのが始まりといわれ、平安時代に編纂された延喜式神名帳にも登場する、古式ゆかしい神社である。
 また、藤原秀郷(ひでさと)が、平将門追討の折り、同社に戦勝祈願を行ったとも伝えられている。
 同社は多摩市の一の宮から始まり、横浜市の椙山神社を六の宮とする「武蔵六社宮」の二の宮にあたり、社号もこれに由来している。
 毎年九月八日から二日間、しょうが祭りが行われており、普段は静かな境内も「しょうがを食べれば風邪を引かない」という言い伝えの元、多くの参拝者で賑わいを見せる。
 境内には都内で最も古いといわれる、数学の問題を解いて奉納した算額が残されている。
 緑多い静かな境内で算額を前に、昔の人と知恵比べをしてみるのも面白いかもしれない。
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2007/8/27


於菊稲荷神社 Okiku-inari-jinja Okiku Inari Shrine

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 於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ)は、群馬県高崎市新町にある神社である。祭神は、稲荷大明神。
 天正一〇(1582)年、神流川合戦の際、白いキツネが現れ北条氏が勝利を収めた。この神徳に感謝して、この地に稲荷神社を構えたのが創祀と伝えられる。
 宝暦年間(1751~63年)、落合新町宿の旅籠・大黒屋に、類い希な美貌で気だての良い、於菊という娘がいたという。
 その於菊が、風邪をこじらせて重い病に伏せ、神社裏の小屋で寝ること3年、ある夜於菊の枕もとに稲荷の霊が現れて、於菊の病は奇跡的に全快した。
 於菊は神に感謝し、神社で神明奉仕に身を捧げ、以来、この神社は於菊稲荷神社と呼ばれるようになったと言われている。
 於菊稲荷神社は、伝承に彩られた稲荷神社である。
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2007/7/3


大館 アメッコ市 Oodate Amekko-ichi 

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 寒さがもっとも厳しくなる二月の半ばに、秋田の大館で行なわれる「アメッコ市」は、天正一六(1588)年を起源とした小正月の行事である。この地では、「この日にアメを食べると風邪をひかない」と伝えられている。
 元々は、瑞々しい赤い枝ぶりのミズキの枝に米で作った飴を付け、稲穂の代わりに神前に供える農家の風習であったが、大館に佐竹藩(秋田藩)の支城があった江戸時代には、早くから「アメッコ市」が立つようになった。そして、昭和四七(1972)年から現在の大町中央通りで行われるようになった。
 この四百年以上続いている飴の市には、近くの山から白髭大神(しらひげおおみかみ)と仙人が飴を買いにやってくる。
 アメ屋が軒を連ねる大町中央通りには、色とりどりのアメを付けた枝が飾られ、アメ細工やカラフルな切りアメを売る露店が並び、大勢の人でにぎわう。そんな中を、言い伝えを再現した白髭大神巡行や郷土芸能である獅子舞が行われる。
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2007/6/11


冬至 Touji Toji (Winter Solstice)

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 冬至(とうじ)とは、一二月二二日頃で、一年の中で一番夜が長く、昼が短くなる日である。
 この日に小豆粥や南瓜を食べたり、柚子湯に入ると寒い冬にも風邪を引かずに過ごすことができるとされている。
 柚子湯は、冬至(とうじ)から湯治(とうじ)に繋がり、柚子(ゆず)は融通(ゆうずう)につながり、様々なものごとにたいして「融通が利くように」という願いが込められている。
 暦の数え方の一つである、太陰太陽暦では、冬至を含む月を一一月としているが、一九年に一度、一一月一日に冬至があたることがあり、それを朔旦冬至(さくたんとうじ)と呼ぶ。
 朔旦冬至が正確に一九年に一度訪れるということは、暦が正確であることに示し、古代には暦の正確さが政治が正しく行われていることに通じ、朔旦冬至を祝ったとされる。
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