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2007/8/31


恋路ケ浜 Koiji-ga-hama 

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 恋路ケ浜(こいじがはま)は、伊良湖岬灯台から日出の石門(ひいのせきもん)までの約1キロメートルの海浜をいう。太平洋の荒波を受けて湾曲する美しい砂浜である。
 この浜には男女の恋の伝説が語り継がれている。昔、男女が恋ゆえに都を追われ、この半島に移り住んだ。男は弁財ケ浜に、女は恋路ケ浜に人目をさけて住むことを余儀なくされた。ふたりは逢瀬もままならないまま病に倒れ、お互いの名前を呼びながら亡くなったが、その女の心は女貝に、男の心はミル貝になったと伝えられている。この伝説が恋路ケ浜の名前の由来となる。
 そんな詩情あふれる恋路ヶ浜につづく沖合いに「日出の石門」が浮かぶ。この石門は、太平洋の荒波に侵食され、真ん中に見事な穴が空いており、沖の石門、岸の石門と、合わせてふたつある。その名のとおり、日の出のときに美しい光景を見せてくれる。
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2007/8/17


大里松原 Oozato-matsubara Ozato Pine Groves

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 大里松原(おおざとまつばら)は、徳島県海部郡海南町にある、弓状に四kmも広がる白浜青松百選の海岸である。
 延々と続く松林は、ざっと五万本が植わっている。海岸線に沿って美しい曲線を描く松原は、観賞用だけではなく潮害防備保安林、保健保安林でもあり、荒れる海から隣接する民家を守っている。
 松原の歴史は、江戸中期ごろにさかのぼる。当時の木はほとんどないと言うが、今でも地元の住民らが、年に三回の害虫防除と二回の下草刈りを欠かさない。
 この浜に立ち、潮風に吹かれ、波の音に身をゆだねれば、それだけで心が洗われていくようである。絶好の磯釣りポイントでもあり、海部川河口の波はサーフポイントとしても有名である。
 大里海岸はアカウミガメの産卵地でもあり、産卵の始まる初夏の満月の夜には観光客も訪れる。
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2007/8/16


南北浦海岸 Minami-kitaura-kaigan Minamikitaura Coast

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 南北浦海岸(みなみきたうらかいがん)は、宮崎県延岡市浦城町~北浦町に広がる海岸である。日豊海岸国定公園の中心地ともなっている。
 岬や入り江が多く、沖合いに小島が点在する事から「日向松島」とも呼ばれており、白浜と澄んだ水に恵まれている。
 日向灘に臨むリアス式海岸の美しい海岸線で知られ、宝伝説とともに、自然と親しめるキャンプ、フィッシング、海水浴、ダイビングなどの穴場が目白押しとなっている。
 海水浴には絶好のロケーションであり、夏場はアウトドアを楽しみに多くの観光客が訪れる。
 また海岸は、朝の冷え込みが激しい時には、海面に霧がかかった幻想的な世界となる。
 南北浦海岸は、美しい眺望と砂浜、水を誇る海岸である。
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2007/8/13


伊良湖岬 Irago-misaki 

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 伊良湖岬 (いらごみさき)は、太平洋と三河湾を望む渥美半島先端にある岬である。
 先端には紺碧の空間とのコントラストが印象的な、日本の灯台50選にも選ばれた白亜の灯台があり、付近を行き交う船の航行に重要な役目を果たしている。
 この灯台から日出の石門までの太平洋岸に面した約1kmに、数々の日本の百選(道・渚・白砂青松・音風景)に選ばれた「恋路が浜」という湾曲した美しい白砂浜がある。この恋路が浜には、その昔、許されぬ恋の逃避行を重ねてきた高貴な男女がここで力つき、貝になったという伝説が伝わっている。
 夕方になるとあざやかに空が染まり、灯台が光を灯しはじめると、辺りは幻燈的な美しさに包まれ、訪れた人々を魅了している。
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日出の石門 Hii-no-sekimon 

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 日出の石門(ひいのせきもん)は自然が創り出した大きな岩の洞穴で、愛知県田原市沖の太平洋の中にぽっかり浮かぶ沖の石門と、波打ち際にたたずむ岸の石門の2つがある。
 石門の成分は、放散虫の遺がいが海底に沈殿してできた硬い堆積岩で、太平洋プレートの移動とともに現在の位置に移動した。海底の地すべりや強い圧力で隆起し、もろくなった中央部分は太平洋の荒波で削り取られて洞穴になっている。
 その名の通り、日の出の時には神秘的で悠然としたシルエットを描き、元旦には初日の出の絶景ポイントとして沢山の観光客が訪れる。石門付近の眺望は素晴らしく、砂浜はアカウミガメの産卵地でもある。
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2007/7/5


二ツ岩 Futatsu-iwa 

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 北海道東部の町、網走。その町のオホーツク海側に面した砂浜に二つの巨大な奇岩がそそり立っている。
 砂浜にあって、ひときわ目立つその二つの巨岩が二ツ岩である。周辺の砂浜も二ツ岩海岸と呼ばれている。
 高さは40mほどもあり、周りはオホーツク海に面しながらも入り江を形成しているために波穏やかな砂浜であり、そんな中にあって一層、その異彩を放っている。
 名前の由来はまさしくその海に張り出した巨大な岩崖であり、シンプルなことこの上ないが、それだけに忘れがたい印象を見るものにもたらしてくれる。
 二ツ岩と砂浜のその奥には、世界遺産である知床の雄大な山並みを見ることができ、振り返れば穏やかなオホーツク海の青がまぶしく輝く景勝地である。
 また、二ツ岩を東に見やり、奥に広がる知床の山々を背景に立ち昇る朝日もまた、すばらしい。
 この場所で見た朝日は、なかなか忘れようと思っても忘れられるものではない。
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2007/2/2


雄松崎の白汀 Omatsuzaki-no-hakutei Omatsuzaki White Beach

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 雄松崎の白汀(おまつざきのはくてい)は、滋賀県志賀町北小松に広がる砂浜。
 比良川河口の北側にあり、東方の琵琶湖中に張り出した弦月状の砂州(さす)である。
 「涼風・雄松崎の白汀」として、琵琶湖八景の一つにも選ばれており、深浅が急で、魚が手に取れそうな程青く澄みきった湖水が、どこまでも広がっている。
 北比良の山々を背後に、約3kmにわたって白砂青松(はくしゃせいしょう)が続く眺めは素晴らしく、古くから風光明媚の地として知られていた。
 夏はウインドサーフィンや水泳などを楽しむ人々で賑わい、琵琶湖一のリゾート地でもある。雄松崎の白汀は、訪れる者の心をつかむ、景勝地である。
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近江舞子 Oumimaiko Ohmi Maiko Beach

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 近江舞子(おうみまいこ)とは、滋賀県大津市南小松にある砂浜のことである。
 近江舞子という名は、近代以降の観光化の中で、白汀として名高い兵庫県の舞子浜になぞらえて呼ばれるようになったものである。
 琵琶湖周航の歌で「松は緑に砂白き、雄松が里の乙女子は、赤い椿の森陰に・・・」と歌われているように、白砂青松の地として有名である。
 白砂浜が約4kmにわたって続いており、湖岸には青松の林が茂り、古くから風光明媚の地として知られている。
 夏場は近江舞子水泳場をはじめとする多くのビーチが開き、ウィンドサーフィンや水泳などのマリンスポーツを楽しむ人々であふれかえる。
 近江舞子は、多彩なレジャーと景勝の両方を楽しめる、観光地である。
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