NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/20

鶯沢神楽 Uguisuzawa-kagura 

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 目は鏡のごとく照り輝き、背びれ尾びれをたなびかせた大蛇をキラリと光る刀で打ち砕く。
 鶯沢神楽(うぐいすざわかぐら)は栗原市鶯沢地区に約150年前から伝わる伝統神楽である。
 宮城県北部、岩手県の信仰地であった岩手県一関市萩荘の自鏡山金剛院では、古くから祈祷として山伏神楽が奉納された。これが明治以降一般民衆に広がり、踊られる事によって、神々しい中にもストーリー性豊かで華やかなリズム、民謡調のセリフ回しなど、親しみのある南部神楽となったとされている。
 鶯沢神楽は、この南部神楽の師匠を招き習得したと言われており、このきらびやかな南部神楽の特色を強く持っている。
 現在は創作仕組舞として、弁慶安宅の関、扇の的、宝剣の納め盗み取り、大蛇退治などの演目があり、保存会が活発な活動を行っている。

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住所
987-2293 宮城県栗原市
名前
鶯沢神楽
電話
0228-22-1122




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