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新発田城は、現在の新潟県新発田市にある城郭。別名、菖蒲城(あやめじょう)。新潟県内では唯一、江戸時代当時の城郭建築が残る城跡である。
この城は、室町時代、1596年に初代新発田藩主・溝口秀勝(ひでかつ)が築城し、3代宣直(のぶなお)のときに完成。以来、版籍奉還まで約270年間、外様大名溝口氏の居城であった。
新発田城は山城とは違い、政治・経済の中心として交通の便利さを考え、平地に作った平城。石垣が隙間なくかみ合うようにきちんと積まれる「切込みはぎ」と呼ばれる美観を重視した技法を取り入れている。また、北国の城特有の海鼠壁(なまこかべ)は全国的にも珍しい。
城の表門前には新発田藩家臣の血をひく堀部安兵衛の銅像がすっと立ち、しっかりと江戸を見つめている。
この城は、室町時代、1596年に初代新発田藩主・溝口秀勝(ひでかつ)が築城し、3代宣直(のぶなお)のときに完成。以来、版籍奉還まで約270年間、外様大名溝口氏の居城であった。
新発田城は山城とは違い、政治・経済の中心として交通の便利さを考え、平地に作った平城。石垣が隙間なくかみ合うようにきちんと積まれる「切込みはぎ」と呼ばれる美観を重視した技法を取り入れている。また、北国の城特有の海鼠壁(なまこかべ)は全国的にも珍しい。
城の表門前には新発田藩家臣の血をひく堀部安兵衛の銅像がすっと立ち、しっかりと江戸を見つめている。
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