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光厳寺(こうげんじ)は、東京都のあきる野市にある、戸倉城址の山腹にたたずむ古刹で、ご本尊は釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)である。
建武年間(1334~1338)に、足利尊氏が擁立した弥仁親王(いやひとしんのう)が南朝方に追われた際、尊氏が開基したこの寺に、五年ほど隠れ住んでいたという。そうした経緯から寺号である光厳寺は、弥仁親王が即位した際の後光厳天皇の名から由来している。
山門からは戸倉の城下が見渡せる小高い丘の上に位置し、風光明媚な場所でもある。山門の右側には大きなヤマザクラがあり、その樹齢は推定四百年ともいわれ、東京都内でも最大級のものとして知られている。
寺には都内最古といわれる絹本着色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくぶつねはんず)があり、寺宝として大切に保管されている。
日本の歴史の一端を担ったこの寺で、弥仁親王も見渡したであろう風景と共にロマンに浸ってみるのも良いかもしれない。
建武年間(1334~1338)に、足利尊氏が擁立した弥仁親王(いやひとしんのう)が南朝方に追われた際、尊氏が開基したこの寺に、五年ほど隠れ住んでいたという。そうした経緯から寺号である光厳寺は、弥仁親王が即位した際の後光厳天皇の名から由来している。
山門からは戸倉の城下が見渡せる小高い丘の上に位置し、風光明媚な場所でもある。山門の右側には大きなヤマザクラがあり、その樹齢は推定四百年ともいわれ、東京都内でも最大級のものとして知られている。
寺には都内最古といわれる絹本着色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくぶつねはんず)があり、寺宝として大切に保管されている。
日本の歴史の一端を担ったこの寺で、弥仁親王も見渡したであろう風景と共にロマンに浸ってみるのも良いかもしれない。
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