能面 釈迦 Noumen Shaka Noh Mask Shaka
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能面(のうめん)とは、能楽に用いる仮面である。
釈迦(しゃか)は、釈迦牟尼仏の事で、愛宕山の天狗が、比叡山の僧正に命を救われたお礼に、釈迦が霊鷲山での説法のようすを真似る時に使う面である。
「大会」のみに用いられる面で、天狗の面の上からつけるので大きな面になっている。
「大会」とは、庵室で修行する比叡山の僧のもとに、かつてこの僧に命を助けられた天狗が山伏姿で現れ、どんな望みでも叶えると言い立てる。釈迦の大法会を見たいと望むと、本当に釈迦の説法を見せて貰えた僧が思わず拝んでしまい、神聖な仏法を天狗ごときが玩んだと怒った帝釈天が駆けつけ、幻の大会を滅茶苦茶にし、天狗を痛めつけるという話である。
釈迦は、早変わりが大きな見せ場の特殊な能面である。
釈迦(しゃか)は、釈迦牟尼仏の事で、愛宕山の天狗が、比叡山の僧正に命を救われたお礼に、釈迦が霊鷲山での説法のようすを真似る時に使う面である。
「大会」のみに用いられる面で、天狗の面の上からつけるので大きな面になっている。
「大会」とは、庵室で修行する比叡山の僧のもとに、かつてこの僧に命を助けられた天狗が山伏姿で現れ、どんな望みでも叶えると言い立てる。釈迦の大法会を見たいと望むと、本当に釈迦の説法を見せて貰えた僧が思わず拝んでしまい、神聖な仏法を天狗ごときが玩んだと怒った帝釈天が駆けつけ、幻の大会を滅茶苦茶にし、天狗を痛めつけるという話である。
釈迦は、早変わりが大きな見せ場の特殊な能面である。
- 名前
- 能面 釈迦