NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/25


刀剣研磨 Touken-kenma 

Jp

 刀剣研磨(とうけんけんま)は、通常の刃物研磨とは一線を画するものである。
 通常の刃物研磨は、切れ味が悪くなったものを研ぎ直すことを一番の目的としているが、刀剣研磨においては、刃を付け斬れるようにしたり、より切れ味を増すことも前提としてあるが、さらにそこから様々な作業を行い、刀身の地鉄や刃文の美しさが際立つように砥ぎ、最終的には刀工の個性を最大限にまで引き出すことを大きな目的としている。
 その歴史は古く定かではないが、平安時代の書物からは研磨に関する記述が発見されており、鎌倉時代にも研師の名前が記録されるなど、この頃にはすでに研磨という分野の重要さが、ある程度確立されていたと考えられている。
 現代では美の観点から嗜まれる日本刀だが、その美をとことんまで追求、高度な手法を駆使して、刀工の作風や鍛錬法に基づく微妙な地鉄の特質を引き出し、その魅力を余すことなく表現する術は、もはや芸術の域にあるといっても過言ではないだろう。
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2007/2/19


棟方志功 Munakata Shikou 

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 1903年、青森県生まれ。日本を代表する板画家である。
 少年時代にフィンセント・ファン・ゴッホの絵画に出会って感動し、「わだば、ゴッホになる」と芸術家を目指す。
 24年、東京へ上京し、苦労しながら絵の勉強を続けた。28年、初の帝展入賞。以後、木版画に目覚め、版画を「板画」と称し、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。
 56年、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に「湧然する女者達々」などを出品し、日本人として版画部門で初の国際版画大賞を受賞する。
 他に、スイス・ルガノ国際版画展優秀賞、サンパウロ・ピエンナーレ版画部門最高賞、紺綬褒章、文化勲章などを受賞している。
 75年9月、20世紀の美術を代表する世界的巨匠として、惜しまれながら亡くなった。
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2007/2/9


白河だるま市 Shirakawa-daruma-ichi 

Jp

 白河地方に春を告げる伝統行事。約500年前の初市、花市が始まりとされ、だるまは約200年前、松平定信公の命によりお抱え絵師だった谷文晁が描いた図案をモデルにしたと伝えられている。
 約1.5キロの商店街に約700の露店が並び、県内外から15万人を超す人出でにぎわう。
 昭和38年に、それまで旧正月14日に開かれていたのを新暦の2月14日に変更し、市神様をだるま市と称するようになり、昭和49年には、2月11日の建国記念日の日に変更した。
 白河だるまは顔の中に「鶴亀・松竹梅」(眉は鶴、ひげは亀、口の下に竹、びんひげに松と梅)が入った全体的に福々しい感じが特徴。だるまには18種類の大きさがあり、小さいだるまから、毎年大きいだるまへ買い換えていくと末広がりの幸福が得られるといわれている。
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2007/1/30


福田喜重(人間国宝) Fukuda Kiju Kiju Fukuda (Living National Treasure)

Jp En

 昭和七(1932)年、京都市に生まれる。平成九(1997)年に「刺繍」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。刺繍の分野ではじめての認定者である。
 氏は刺繍の第一人者、父・喜三郎のもとで伝統技法を徹底的に習得、厳しい修行を経て家業を継承。生地の選定から染色、摺箔、刺繍を総合的に発展させ、刺繍本来の重厚な雰囲気を現代的に表現し、独自の世界を切り開いた。
 その作品の多くは、染、金や銀の箔を組み合わせて美を表現する。「刺繍は半立体です」と氏が語るように、糸は生地の平面から盛り上がり、人の動きに合わせて豊かな光彩を放つ。
 平成十一(1999)年には紫綬褒章も受章した。
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