NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/23


今高野山 Imakouyasan 

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 広島県にある「今高野山(いまこうやさん)」は、 平安時代の弘仁十三(822)年、弘法大師・空海の開基と伝えられています。龍華寺をはじめとして大乗院、安楽院、一乗院址のほか、丹生神社、舞殿、庭池などがあり、ここ甲山の地の象徴となっている。
 今高野山の名は、和歌山にある高野山の守護神である丹生、高野両明神を勧請したところから、「新しい高野山」という意味で付けられたとか。
 総門は蟇股(かえるまた・梁や桁の上に置かれる、輪郭が山形をした部材)、頭貫(かしらぬき)に施された紋様の「絵様肘木(えようひじき)」「懸魚(けぎょ)」が見事で、県の重要文化財にも指定されている。
 今高野山は貴重な樹木が多く見られることでも有名。龍華寺のカラマツは県天然記念物だ。そのほか、杉の巨木群やシラカシ、イロハモミジなどが植生し、今高野山全域が緑地環境保全地域に指定されている。
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2007/3/20


三船神社 Mifune-jinjya 

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 三船神社は、和歌山県那珂郡桃山町に所在。創建年は定かではないが、平安時代にはすでに創祀されていたと伝えられる。安楽川の郷村(ごうそん)が開かれた時以来の氏神である。
 社殿は天正十八(1590)年、摂社は慶長四(1599)年の建立。
 昭和四十年代、社殿は大修理を行い、往時の姿を復活させ、桃山様式そのままに、極彩色の壁画と彫刻も復現させた。現在の社殿は、南に三間社流造り(さんげんしゃながれづくり)の本殿、北に一間社隅木入春日造(いっけんしゃすみぎいりかすがづくり)の摂社丹生(にう)明神の2社からなる。
 毎年10月の第3日曜日には五穀豊穣を願う秋祭りを開催し、そろいのハッピ姿に身を包み、人々が威勢良く神輿をかついで町を練り歩く。
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2007/3/12


丹生川上神社下社 Niu-kawakami-jinjya-shimo-sya Niu Kawakami Shrine Shimo-sha

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 丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)は、奈良県吉野郡下市町にある神社である。祭神は、闇おかみ神とされる。
 白鳳4(676)年、「人声聞えざる深山に宮柱を立て祭祀せば、天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」との神託に因って創立されたといわれる古社である。
 続日本紀に「・・・天平宝字7年5月・・幣帛の他特に黒毛の馬を奉る」とあり、これ以降祈雨には黒馬を、祈晴には白馬を献じるようになった。
 下社の境内前には清流丹生川が流れている。丹生は古来より、赫石土、赤土、朱(水銀)を産出する地で、採鉱精錬の技術をもつ部族が産地を求め移動し、その地名を残したといわれている。
 丹生川上神社下社には上・中・下の社があるが、古代からある丹生川上神社というのは下社の事であると言われている。
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2007/3/8


丹生都比売神社 Niutsuhime-jinjya 

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 丹生都比売神社は和歌山県伊都郡かつらぎ町に位置する神社。
 全国の丹生神社の総本社であり、別名を天野大社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる。
 創建は不明、日本三代実録に現れるのが貞観元(859)年だが、それ以前に祭祀が行なわれていたとされている。
 高野山開山後は鎮守神として祀られ、修験道の拠点としても使われた。神仏融合の発祥の地とも言われる。
 祭神は天照大神の妹神とされる丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)。本殿の四社殿は室町時代に建てられたもので、国指定の重要文化財。春日造りのものとしては日本最大の規模を誇る。
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2007/3/7


丹生の滝 Niu-no-taki 

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 丹生の滝は和歌山県伊都郡九度山町を流れる丹生川の支流の瀑布である。
 総落差25メートルの高さを持つ、上下二段に分かれた滝。
 上部は緩やかな流れを淵に落とすが、下部は12メートルの落差を持つ断崖となり、滝壷まで一気に流れ落ちる急流を造り、上下で異なった風景を見せている。
 丹生明神鎮座の場とも言われ、滝の側に祠が祀られている。雨乞い祈願や修験道の修行の地とも伝わり、古代から神聖な場として祭られた土地である。
 周辺の玉川峡は和歌山県の名勝にも指定されており、鮎や蛍が住む澄んだ清流と、巨岩が並ぶ景勝地として知られ、観光客を集めている。
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2006/11/28


武周ヶ池 Busyuuga-ike Bushugaike Pond

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 福井県の六所山、越知山などの山々が連なる丹生山地中部にある武周ヶ池。地すべり性の崩壊によって流出した土砂が、大味川を堰き止めてできたものと考えられており、このことは今なお伝説として近隣の地域に伝えられている。
 ブナの原生林に囲まれた池は、年中変わらぬ水を湛え、神秘的なムードを醸している。クリやミズナラで覆われた湖岸の山を静かに映し出す武周ヶ池は、厳かで深遠な雰囲気を醸す。
 この池は昔から竜神伝説で知られ、雨乞いでも有名な土地でもある。江戸時代には、麓の上牧谷で道場を開いていた修行者の祈祷により、賑々しく雨乞いの儀式が行われたという。
 毎年8月には雨乞い行事「竜神祭」が行われ、勇壮な龍神太鼓の響きに見送られながら登山に参加する観光客で賑わう。
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