NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/6/21


十一月 霜月 Juuichigatsu Shimotsuki November, Shimotsuki

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 一一月は別名を霜月(しもつき)と呼ぶ。
 霜が降りる時期を迎えるため霜月と呼ばれているが、次月の十月の別名である神無月(かんなづき)を上の月と考え、その下の月ということから下月が転じて霜月となった説もある。また、作物が実り収穫される時期であることから食物月(おしものづき)の略と言われることもある。
 一一月にはさらに別名として、霜が始めて降る「霜降月」、出雲から神が戻る「神楽月」、雪がもうすぐ振ることから由来とされる「雪待月」などもある。
 三日には文化の日、一五日には七五三、二三日には勤労感謝の日という祝日が定められており、両日とも収穫を終えて実りを感謝することから始まった日とされている。
 また、十干十二支方で酉にあたる酉の日には、各地の鷲神社に商売繁盛や開運、授福等を祈る祭礼である酉の市(とりのいち)が行われる。
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2006/12/20


酉の市 TorinoIchi Tori-no-Ichi Fairs (Rooster Fairs)

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 毎年十一月の酉(とり)の日を祭日として、東京浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)や各地の鷲神社で執り行なう、一年の無事に感謝し、来る年の幸を願うお祭。お酉様ともいう。
 歴史は江戸時代からで、原型は花又村(現在の足立区花畑にある大鷲神社)において、農民が鎮守に感謝する収穫祭であり、鷲大明神に鶏を奉納していた。
 その後、花又村、勝専寺(足立区)と浅草の長國寺の3箇所が酉の市発祥の地として名を知らしめた。
 明和8年(1771年)、長國寺に「妙見大菩薩」が移され、一躍高名な酉の寺として認知される。妙身大菩薩は北斗七星の第七星、破軍星を戴いたものとされており、長國寺の寺紋も「月星紋」「七曜紋」と宇宙(そら)と深い関係を持つ象徴となっている。
 お祭りでは、縁起物として人気の高い「縁起熊手」があり、運を「かっこむ」(かきこむ)福を「はき込む」とされ、開運招福・商売繁盛を願うもので、いかにも「シャレ」を好む江戸っ子らしさが伺える。
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